レーシングマシン紹介

カワサキ歴代のレーシングマシンを紹介。レーサー独自の機能美溢れる佇まいから垣間見える、技術者たちの魂の結晶を特とご覧あれ!

EWC:KR1000(1981)

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ヨシムラ

世界の耐久レースの表彰台を総ナメにしたZ

空冷Z系モデルの第2世代といえるZ1000J。そのエンジンをレース用にチューニングして搭載したのがKR1000である。そのKR1000は1981年シーズンから登場し、世界耐久選手権などで、輝かしい戦績を収めた。片持ちリヤショックや、フロントフォークに採用された独特の形状をしたアンチノーズダイブシステムなど、特徴的な機能が多数盛り込まれていた。登場した1981年には、世界耐久選手権にて、レイモン・ロシェ/ジャン・ラフォンをライダーとして、全8戦のすべてにおいて、1位と2位を独占。シリーズチャンピオンに輝く。

1981 KR1000の主なスペック

エンジン形式 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・998cc
ボア×ストローク 69.4×66.0(mm)
最高出力 138ps/8,500rpm
ミッション リターン式5速
乾燥重量 188kg



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