レーシングマシン紹介

カワサキ歴代のレーシングマシンを紹介。レーサー独自の機能美溢れる佇まいから垣間見える、技術者たちの魂の結晶を特とご覧あれ!

MotoGPマシン 2005 ZX-RR

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PR ヨシムラ

熟成が進み、中野選手はシーズンランキング10位を獲得

このZX-RRは、中野真矢選手が2005年にMotoGPで乗車したマシンだ。前年仕様の熟成タイプで、点火時期が変更され、排気系なども改善されている。外観は前年モデルを踏襲しつつ、やや大型化されているような印象を受ける。

MotoGPマシン 2005 ZX-RR
初期モデルの角ばったデザインはこの時期になると見直され、格段にシェイプアップした印象だ。真横から見ると、フレームがまっすぐではないことが見て取れる
MotoGPマシン 2005 ZX-RR
MotoGPマシン 2005 ZX-RR

カウルのデザインは2004モデルを踏襲している。前後方向から見ると、丸みを帯びたデザインであることがよくわかる。テールカウルもかなりスリムに仕上げられている

MotoGPマシン 2005 ZX-RR
きわめてシンプルにまとめられたハンドルまわり。スイッチ類は左側ハンドルに集約されている。トリプルツリーは、写真で見る限りはマグネシウム製と思われる
MotoGPマシン 2005 ZX-RR
スロットルホルダーもマグネシウム製となっているが、こんなところにもいっさいの妥協を廃したマシン作りの一端が垣間見える。ブレーキユニットはブレンボだ
MotoGPマシン 2005 ZX-RR
スイングアームピボットには楕円の偏芯カラーが取り付けられている。詳しいデータはないが、おそらくコースによってスイングアームの角度を変更していたのだろう
MotoGPマシン 2005 ZX-RR
タテ剛性を意識したと思われる大型のスイングアーム。チェーン引きは、溶接ビードを見る限り三角形の部材が使われているようだ。スタンドフックはカーボン製
MotoGPマシン 2005 ZX-RR
絶大な制動力を誇るカーボンディスクは、MotoGPでは当たり前の装備だ。フォークボトムは、写真で見る限りマグネシウム製と思われる
MotoGPマシン 2005 ZX-RR
サスペンションはオーリンズを使用している。写真をよく見ると、タンクとの隙間に小さなダイヤルが見て取れるが、コンプレッション、リバウンドダイヤルと思われる
MotoGPマシン 2005 ZX-RR
市販車を見慣れた目には、かなり簡素に映るシフトペダルまわり。ヒールプレートはカーボン製となっていて、軽量化が徹底されているということが理解できる
2005 MotoGP Results
2005年シーズンのカワサキレーシングチームは、中野真矢選手とアレックス・ホフマン選手、そしてオリビエ・ジャック選手の3人が走り、1度の表彰台を含む、合計150ポイントを獲得した
夏目健司

愛知県名古屋市在住のカメラマン兼ライター。バイク、クルマ雑誌の取材を中心に活動中。趣味はバイクやアウトドア。毎年夏にはバイクのキャンプツーリングを楽しんでいる。ケッコン歴無しのアラフィフ男目線(?)で多様なテーマに挑戦中。1971年生まれ。
http://natsuken.cocolog-nifty.com/blog/




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