MY FAVORITE GARAGE

カワサキ乗りのこだわりのガレージを紹介。

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ヨシムラ

結婚を機に祖父からゆずり受けた敷地の広い家をベースに、カスタムマシンをはじめ、スケートボード、ジェットスキーなど多くの趣味を謳歌している。そんな落合健太さんの夢が広がるガレージを訪ねた。

※文中の内容は雑誌掲載当時のものとなります

250TRを素材にカスタムライフを楽しむ

さまざまな趣味を謳歌している落合健太さんの基地は、自宅の母屋をベースとして、離れが2棟、3連車庫が一つという、うらやましい環境に恵まれていた。多趣味な中でもメインの趣味はバイクで、カスタムベースは250TRだ。

「250㏄車ということに加え、カスタムのスタイルを、カフェレーサーやトラッカー系など、いろんなジャンルに触れますから」

このような条件が重なって250TRに興味を持ったそう。

これらのバイクをイジる作業場所は、2.5m幅で3部屋並んでいるガレージの一番左に設けられている。当初は軽自動車用のガレージにする予定だったが、クルマとバイクを入れると窮屈で身動きが取れないということで、バイク専用のガレージに急きょ変更することになったそうだ。

ガレージの壁面は骨組みが露出したままだったため、壁板を貼って室内の見栄えがよくなるようにした。その壁面に使用した材料は実家をリフォームする時に使った余り物を使用することにした。しかし、壁板が足りなくなり、1枚1000円ほどという安価なOSB合板をホームセンターで購入し、7~8枚程使って右サイドの壁面を貼り終える。左側の壁面は7歳になる息子さんと二人で白くペイントして、変化を付けているそう。これらすべての作業はDIYで行なっている。

「バイクのカスタム同様に、なるべくお金をかけないようにやりたいと思ったので、レイアウトの仕上がりを見ながら電動工具をフルに活用し作業を進めていきました。作業時間としては丸1日くらいですね」

作業場が完成した後は、スチールラックを購入して、ヘルメットや電動工具、ガソリンの携行缶などを収納した。

この他にもチェストタイプの工具箱を置いていたが、棚を奥に設置したことで、複数のバイクを同時に整備する際に工具の位置が遠くなってしまった。その結果、キャスト付きの大型キャビネットを購入し、工具の位置を移動させることによって、整備スペースとバイクの保管スペースを確保している。

ガレージ完成当初は毎日のようにこもってバイクをイジっていたが、バイクが増えてくると手狭になってしまったので、将来的には現在クルマを保管している隣りのガレージをバイク用に拡張したいとのことだ。

土門六平

フリーランスライター&エディター




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