MY FAVORITE GARAGE

カワサキ乗りのこだわりのガレージを紹介。

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ヨシムラ

幅3.4m、奥行1.63mという限られたスペースにもかかわらず、大型バイク3台と、棚を設けたいという野望でガレージライフをスタート。持ち前のアイデアを駆使してすべての望みをクリアした。

※文中の内容は雑誌掲載当時のものとなります

ガレージの完成でバイクライフが大飛躍

富田さんは10年ほど前に自宅を新築し、その際にこれまでの念願だったガレージを設けている。ガレージの場所は自宅の1階。そこにビルトインガレージを設けることにしたのである。ガレージのスペースとして確保されたのは幅3.4m、奥行は1.6m強。出入り口に幅2.5mのシャッターが設置され、そこからバイクの出し入れを行なうことにした。

富田さんにしてみれば、父親や家族の手前、このスペースを確保するのが精一杯だったという。

自宅を新築するまで富田さんが所有していたバイクは、カスタムをほどこしたゼファー1100が1台だけだった。ところが、自宅を新築している間に、ノーマルのゼファー1100とZ1が増え、合計3台を収納する必要性が出てきた。富田さんが悩んだのはガレージ内のレイアウトだ。

富田さんはバイクを置いたり、作業したりするスペースをいかに確保するかと悩んだ結果、バイク2台は横方向に並べ、かつ、ガレージの左から1mを開けて並べた。そして、もう1台は、バイクを縦方向に入れるという方法をとった。こうしてなんとか3台収納という構想はクリアした。

その後、ガレージ右側には富田さんがDIYで製作した棚が設けられ、特殊工具などが収納された大型のキャビネットなどが設けられた。さらに、以前行きつけだったバイクショップ赤兎馬がお店を閉めることになった際に、バイクショップ赤兎馬の社長久保さんから「欲しいならあげるよと」と言われてゆずり受けたゼファー1100のエンジンやシリンダーヘッドなどが、棚の下の段に置かれた。

また、高さ2.5m近く確保された棚の上段にはスペアの外装が入った段ボールなど、比較的軽量なパーツが積み重ねられている。この棚一つを設置したことで、バイク関連の用品などがキレイに整理され、最大限のスペースが確保されていた。

バイクを整備するときに必要な工具類は、富田さんが勤めている会社の整備工場から払い下げてもらったという。それらの工具を保管するのには、壁かけタイプの工具ボックスを使用し、ガレージの正面に設置されており、強烈なインパクトを放っている。

富田さんは、バイクの保管以外に、工具やパーツを保管するのに、ガレージを有効活用している。24歳のときに、久保氏と同じゼファー1100に乗っていたことから知り合いになり、以来ゼファーカスタムに関するアドバイスを受けるなど親密になった。

今では自宅でエンジンの組み付けが行なえるほど熟知している富田さん。メンテナンスなどの作業をするときは、ガレージからバイクを外に出して、青空作業となるそうだ。そのとき、やっかいなのは、「バラした部品はその日のうちに組み上げなければならないので、作業がなかなか終わらず、何度か夜明けを迎えたこともあります」という時間に制限があること。

もう一つやっかいなのが雨だ。雨の日に、ガレージの前に簡易テントを張って作業したこともあるそうだ。ゼファー1100を相手にカスタムにハマっている富田さんだけに自分自身で作業することも多くなりがちで、それにつれて必然的にパーツや用品も増えつつある。大型バイクばかり3台がひしめき合うガレージだけに、こういった悩みは否めないところなのかも。富田さんは、それらを解決しつつバイクライフを送る。

土門六平

フリーランスライター&エディター




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