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空飛ぶ軽トラ

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ヨシムラ

Ninja ZX-10Rのエンジンを積んだ大型ドローンの浮上試験が成功したニュースを知っている!? 今回はその大型ドローンをピックアップ。

200㎏以上の貨物を搭載、航続距離は100㎞以上

川崎重工は、ハイブリッドシステムの成立性を確認することを主な目的に、大型ハイブリッドドローンの浮上試験を実施した。その結果、浮上に成功したのだがその立役者となったのが、なんとNinja ZX-10Rのエンジンだ。

この大型ドローンは全長約7mx全幅約5mx全高約2mで、200㎏以上の貨物を搭載でき、航続距離は100㎞以上。そして動力にNinja ZX-10Rのエンジン3基が使用され、その発電電力で8基のモーター・プロペラを駆動するという仕組み。その大きさと輸送量から川崎重工は“空飛ぶ軽トラ”と呼ぶ。ヘリコプターでは経済的に困難な近・中距離の中量物資輸送をリーズナブルに利用できる手段の一つとして構想され、ヘリコプターと小型ドローンの中間を担う位置付けだという。なお、カワサキの航空宇宙システムカンパニーと技術開発本部の協力を得て、モーターサイクル&エンジンカンパニーが機体構想検討から設計・製作まで担当、完了させた。

まだ浮上に成功した段階だが、もし運用されることになれば、たとえばヘリコプターでは入り込めないような場所へ、リーズナブルに十分な量の救援物資を運ぶといったことも可能になるのかもしれない。そしてその動力に、Ninja ZX-10Rのエンジンが使用されることは、ライダーにとって感慨深い。続報にも注目したい。

エンジンはコレ

空飛ぶ軽トラに採用されたのはNinja ZX-10Rのエンジン3基。Ninja ZX-10Rはスーパーバイク世界選手権といったスプリントレース、24時間の耐久レースでも世界チャンピオンを獲得と、その性能の高さは証明済みだ。

2016年モデル Ninja ZX-10R(ZX1000S) エンジン
Ninja ZX-10Rのエンジン。203㎰を発揮する並列4気筒エンジンで、3基搭載なので合計609㎰の力で発電させ、8基のモーター・プロペラを動かす ※写真は2016年モデル
2016年モデル Ninja ZX-10R(ZX1000S)
スーパースポーツ人気やプロダクションレースへの参戦を見すえ2004年に初代が誕生したNinja ZX-10R。ライダーたちにも人気車種となっている1台だ ※写真は2016年モデル



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