カワサキ仕様「スズキ キャリイ」の全貌を解説
ベース車となったバイクキャリイカーは、スズキの軽トラックであるキャリイのバリエーションモデル。バイク積載が前提となった特装車で、左右のアオリが低くフロントタイヤを止めるバーが設けられ、荷台には板敷きがほどこされている。
新車で購入して、そのままオールペイント。カラーリングのモチーフとしたのは、かつての愛車である名車ローソンレプリカZ1000Rの2型。ローソンを象徴するストライプのカラーパターンは、ブルーとホワイトの配置を2型に合わせてあるのがこだわりポイントとなっている。
スーパーチャージャーの装着や足まわりの変更など、1年に満たない期間でここまで仕上げられた。そこで気になるのは、やはり走りっぷりだ。
「スーパーチャージャーで段違いに速くなりました。空荷でワインディングを走ると、すぐにドリフトするくらいパワフル。でも、ミッションがノーマルのままなので最高速は伸びませんでした。加速は異様に速いんですけどね(笑)」
このライムグリーンの軽トラックがミラーに映ったら、加速勝負では手を抜くことは禁物のようだ。
カワサキファンならずとも気になるこのマシン。バイクイベントによく参加しているので、この超絶軽トラに出会える可能性もある。