ヨシムラ
2012年の登場以来、カワサキメガスポーツモデルの頂点に君臨し続けてきたNinja ZX-14R。その2020年モデルがこのたび発表され、このモデルをもってファイナルとなることが明らかとなった。
Ninja ZX-14Rの発売は、この2020年モデルもカワサキの逆輸入車を取り扱うブライトからで、今回デリバリーされるのは、専用設計となるオーリンズ社製TTX39リヤサスペンションやブレンボ社製M50アルミモノブロックフロントキャリパーなど豪華装備を奢るHIGH GRADE仕様のみ。カラーはパールブリザードホワイト×メタリックスパークブラック×キャンディーファイアレッドと、メタリックディアブロブラック×ゴールデンブレイズドグリーンの2色となっている。
発売予定日は2019年11月上旬、価格は192万5,000円(税10%込)で、購入者にはブライトオリジナルのファイナルステッカーがプレゼントされる。
このファイナルの知らせは、スーパーチャージドエンジンを搭載するNinja H2シリーズのある今、一時代を築いたレジェンドモデルの終焉と見るか、それとも新たな幕開けに向けた布石となるかは知る由もない。ただひとつ言えることは、このモデルを新車で堪能できる時間は、減ることはあっても増えることはないということだけだ。
2020年モデル Ninja ZX-14R HIGH GRADE (ZX1400JLFA)※マレーシア仕様
2020年モデル Ninja ZX-14R HIGH GRADE (ZX1400JLF)※オーストラリア仕様
※掲載写真は実際の車両と一部仕様が異なります
オフィシャルビデオ(2012)
主なスペック
車名(通称名) | Ninja ZX-14R HIGH GRADE | ||
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全長x全幅x全高 | 2,170mm×780mm×1,170mm | ||
軸間距離 | 1,480mm | ||
最低地上高 | 125mm | ||
シート高 | 800mm | ||
キャスター/トレール | 23.0°/93mm | ||
エンジン種類/弁方式 | 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ | ||
総排気量 | 1,441cm3 | ||
内径x行程/圧縮比 | 84.0mm×65.0mm/12.3:1 | ||
最高出力 | 147.2kW(200PS)/10,000rpm | ||
最大トルク | 158.2N・m(16.1kgf・m)/7,500rpm | ||
始動方式 | セルフスターター | ||
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) | ||
潤滑方式 | ウェットサンプ | ||
エンジンオイル容量 | 4.6L | ||
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | ||
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン | ||
クラッチ形式 | 湿式多板 | ||
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.611(47/18) | |
2速 | 2.611(47/18) | ||
3速 | 1.545(34/22) | ||
4速 | 1.333(32/24) | ||
5速 | 1.154(30/26) | ||
6速 | 1.036(29/28) | ||
一次減速比 / 二次減速比 | 1.556(84/54)/2.471(42/17) | ||
フレーム形式 | プレスバックボーン | ||
懸架方式 | 前 | テレスコピック(インナーチューブ径 43mm) | |
後 | スイングアーム(ユニトラック) | ||
ホイールトラベル | 前 | 117mm | |
後 | 120mm | ||
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C(58W) | |
後 | 190/50ZR17M/C(73W) | ||
ブレーキ形式 | 前 | デュアルディスク 310mm (外径) | |
後 | シングルディスク 250mm (外径) | ||
ステアリングアングル (左/右) | 31°/31° | ||
車両重量 | 269kg | ||
燃料タンク容量 | 22L | ||
最小回転半径 | 3.1m | ||
カラー | パールブリザードホワイト×メタリックスパークブラック×キャンディーファイアレッド | ||
メタリックディアブロブラック×ゴールデンブレイズドグリーン | |||
メーカー希望小売価格 | 192万5,000円(税10%込) | ||
発売予定日 | 2019年11月上旬 |