2008年モデル Z1000(ZR1000B) インプレッション

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PR ヨシムラ

見るからに前衛的なスタイルを持ったZ1000。このマシンは、ER-6nやZZR1400など、新時代のカワサキを感じさせるモデルの先陣を切って2003年にデビュー。スーパーネイキッドという言葉が似合うように高次元の走行性能を持っている。

洗練されたシステムがバランスよく融合される

なにもかもが驚き。2003年にZ1000がデビューしたときには、まさにこの言葉がピッタリだった。それまで、カワサキがラインナップしていたネイキッドは、ゼファーシリーズやZRXシリーズといった、クラシカルな雰囲気をかもし出すモデルだった。ところが、カワサキが新しく投入してきたZ1000は、斬新でそれまでに例を見ないスタイルをまとっていた。

インパクトがあったのはなにもスタイルだけではない。乗り味に関しても同じことがいえた。ネイキッドながら高次元の走行性能が追求されており、その刺激ある走りも魅力的だったのだ。そして、それをいかに操るかが一つの楽しみだった。

デビューしたときこそ、度肝を抜かれた感があったが、Z1000はスタイル、走行性能ともに、いわゆるスーパーネイキッドという新しいスタイルを確立させたのだから、それはすごいことだと思う。Z1000は、伝統を大切にしながらも決して守りに入らないカワサキの挑戦を感じさせる典型的なモデルだ。

そのZ1000が2007年にモデルチェンジした。すでにその走りを堪能しているユーザーも多いと思う。モデルチェンジをしても俊敏な走りは健在で、キャラクター自体は前型を継承している。とはいっても、たとえキャラクターは同じでも、さらに機敏な走りが強調されているのだ。エンジンや車体ともに、ともすればスーパースポーツモデルを想像させるほどの高次元のレベルに達している。ただし、勘違いしないでほしいのは、何も前型よりピーキーでとがった性能になったわけではない。もともとZ1000はとがった性格のモデル。それを踏襲しながら、安定感と安心感が増しているのである。それゆえに、より過激に攻められるモデルになっているというわけだ。

2008年モデル Z1000(ZR1000B) インプレッション

このような変化の片鱗は、スタート直後から感じられる。低中回転域のパワー感が改善されているのだ。出だしのわずかなスロットル操作に対して、エンジンが過敏に反応するのではなく、ジワッと回転数が付いてくる。だから、低回転域でもギクシャクすることなく、いたって出だしはスムーズ。市街地での乗りやすさが格段に増しているのだ。

対して高回転域だが、強烈なパワーフィーリングは健在。もともと高出力モデルなだけに、高回転域のパワーフィーリングは十分すぎるくらい。スロットルワークに機敏に反応して、車体を前にグイグイ押し出していく。吹け上がり感もシャープで、まさにスーパースポーツを感じさせる特性となっている。

そして、このエンジンフィーリングは、コーナリングでも、…いや、コーナリングでこそ効果を発揮するといっていい。アクセル全開から開閉を繰り返したときにも、ドン付きが解消されているので、コーナリング中のスロットル操作がとてもスムーズ。コーナーで、スロットルを開閉することなく一定、いわゆるパーシャルで旋回しているとき、速度調整しようとスロットル操作をしても、なめらかに加減速する。それゆえに、今度のモデルは、コーナリングもより安定しているというわけだ。

2008年モデル Z1000(ZR1000B)

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