1978 Z1-R(KZ1000D1) インプレッション

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第二世代Zへの礎を築いたZ1-R。その頭の先からつま先まで究極に角張ったスタイリングは、全世界で絶賛を浴びたものだった。

角の衝撃が生み出した、スポーティさあふれる70sカフェレーサー

たとえば、あるモデルを所有するに至るまで、ユーザーは何台ものバイクを乗り比べて買うわけだが、そのモデルに対しての評価軸というのは、自分がどういうインスピレーションをうけたかが核となるのではないだろうか。ライディングフィールがすごくエモーショナルだったり、よく曲がるとか、吹け上がりが気持ちいいだとか、要は乗っている時間をいかに満喫できるかが肝心なわけであり、その意味では最新モデルも空冷Zも分けへだたりはない。それが、僕のマインドでもあり、今回の試乗の大前提でもあった。

全体的な印象は同時に試乗したZ750FXとZ1000MkⅡと比較して、もっとも硬派な、角張ったイメージが強調されたもので、ライディングポジションも、もろに男性的な造りになっている。シートの幅が想像以上に広く、ハンドルバーの高さよりもシート自体の高さがけっこうあるので、なんだか妙なマッチングを感じる。フューエルタンクも角張っているからそれなりに違和感がある。走り出してひとたびコーナーで腰をずらしてバンキングさせていくと、なんというか、いかにも硬質なとっつきにくさがあるのだが、これをねじ伏せて乗りこなしてやろうか…、というようなマインドをかき立てられるところはある。決して軽快ではないが、バイクからの威圧感がたびたび伝わってくるのだ。「よし、お前がそうくるのなら、オレはこう乗ってやるゼ」そういう気にさせられるバイクだ。

1978 Z1-R(KZ1000D1) 右側

1978 Z1-R(KZ1000D1) 左側
そのカフェレーサースタイルに覆われて見えないが、フレームはZ1000Aをベースに補強がなされ、リヤサスユニットを強化。そして、サイドビューからもやはりZ初のフロント18インチホイール採用が目立つ
1978 Z1-R(KZ1000D1) 前後
前後18インチホイールを採用していることが、初代Z1-Rの特徴のひとつでもある。このコンパクトなスタイリングは、カフェレーサーとしての資質を充分にアピールするものだ。ビキニカウルがなんともいえずセクシー



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