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ほとばしる男カワサキのイメージとその存在感が際立つ

1978 Z1-Rインプレッション

1,015ccまで排気量が上げられたZ1直系の空冷2バルブエンジンは、極低速域が若干、トルクが薄いといえば薄いものの、普通に流して走るぶんにも、そこからもう少し回していけばグーッとトルクが立ち上がってくる。わりと低中速とパワーバンドとの差が明確な吹け上がりで、ドカンとくる盛り上がりがあるカワサキらしい味つけになっている。そして、意外とパワフルというのが正直な感想なのだが、今日のリッターバイクと比べても遜色のないパワフルさだと言っていい。なによりエンジンの吐出する鼓動感が吹け上がりにあって、重厚なテイストを強調している。これはZ1-Rというキャラクターに合っていると思うし、乗りこなしていくほどにゾクゾクさせる魅力的な資質を充分もっているモデルだともいえる。

ハンドリングはアンダーステアの傾向がある。若干という感じであるが、これはZ1000MkⅡがほとんどニュートラルな特性だったことから勘案すると、やはりフロント18インチホイールの採用が効いているということになる。コーナリング性能を追求していけば曲げにくいということになろうが、でもそれはZ1-Rではあまり重要なことではない。重量のある空冷リッターマシンということもあるし、全体的な乗り味としてはややアンダーステアぐらいのほうが、コーナーでの安心感はあるのではないだろうか。




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