多くのライダーの話題になっているNinja ZX-25Rだが、注目しているのはライダーだけではない。多くのアフターパーツメーカーも注目しているマシンである。このNinja ZX-25Rをもっと楽しく、もっとカッコよく、もっと快適にするためのパーツを開発しリリースしているのだ! すでにオーナーになっている者だけでなく、購入を検討している者も刮目せよ!!
Ninja ZX-25R向けに、走行性能・個性を高める、数多くのパーツをリリースするアクティブ
ゲイルスピードをはじめとする自社開発のオリジナルパーツから、ハイパープロをはじめとする海外パーツメーカーのアイテムを取り扱うアクティブ。大型車が主流のカスタムシーンにおいても、250㏄フルカウルスポーツ用をはじめ、さまざまなパーツをリリースしている。これまでにCBR250RRやYZF-R25などのカスタム車を製作し注目を集めてきた。新たに登場したNinja ZX-25Rに対しても積極的だ。2020年12月時点で、国内でもっとも多くのパーツをリリースしている。それらを紹介しよう。
まずは性能面にかかわるパーツから。出力特性の変化や軽量化、見た目と排気音の変化など、多数のメリットが受けられるマフラーは、アクラポビッチのフルエキゾーストに変更されている。エキゾーストパイプはステンレスで、サイレンサーはカーボン。当然公道走行可能なJMCA認証品だ。いわゆるバネ下重量の軽減で、大幅にスポーツ性能を高めるアルミ鍛造ホイール・ゲイルスピードも用意。デモ車に装着されているのはタイプGP1Sで、フロント3.50/リヤ5.50-17のワイドタイプである。タイプ・サイズは他にも選択肢を用意している。前後サスペンションには、スポーツ性能の向上に加え、独自のコンスタントライジングレートのスプリングで快適性の向上も期待できるハイパープロを投入。フロントはスプリングで、リヤはユニットごと交換されている。この3点を換えることで、よりスポーツランが楽しめるマシンになるだろう。
一方見た目を変える要素の高いパーツも多数装着されている。まずはテールまわりをすっきりと演出するフェンダーレスキットは、純正の荷かけフックの移設が可能になっているのがポイント。フロントマスクの変化と防風効果の向上が期待できるスクリーンはゼログラビティだ。好みに合わせて数タイプから選択が可能。万一の転倒時に車体をガードするスライダーはアクティブのオリジナルで、ラウンドとオーバルが用意される。ハンドルまわりのアクセントになり、操作性が変わるレバーもアクティブのオリジナルだ。
これ以外にも鋭意開発中のことなので、Ninja ZX-25Rオーナーはアクティブに注目しよう。
※価格はすべて税込み
吉田 朋
アンダー400(クレタパブリッシング)編集長。本誌編集を手がけるようになりカワサキ・ニンジャ250SLを購入。そのローンも終わり、次の獲物としてヤマハ・セロー250を3年ローンで購入した。ほかゼファー750も所有
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