多くのライダーの話題になっているNinja ZX-25Rだが、注目しているのはライダーだけではない。多くのアフターパーツメーカーも注目しているマシンである。このNinja ZX-25Rをもっと楽しく、もっとカッコよく、もっと快適にするためのパーツを開発しリリースしているのだ! すでにオーナーになっている者だけでなく、購入を検討している者も刮目せよ!!
ストリートからレースまで多方面で活躍するビートのNinja ZX-25R用パーツ群
日本ビート工業は、Ninja ZX-25R用としてエキゾーストシステムをはじめとするパフォーマンスパーツからドレスアップパーツまで、多彩な製品をラインナップしている。同社はレース車両へのパーツ供給など、カワサキというメーカーとのつながりが強く、Ninja ZX-25R用パーツも、長年カワサキ車用パーツを生産し続けてきた同社の技術とノウハウが惜しみなく注ぎ込まれている。
同社を代表する製品の一つが“ナサート・エボリューション・タイプⅡ”マフラーだ。特徴的な6角形のサイレンサーは2019年の鈴鹿8耐において優勝したニンジャZX-10Rにも採用されていたモノと同形状となり、そのレーシーな雰囲気は所有する喜びはもちろん、走る楽しさをよりかき立ててくれる。特性としてはパワー&トルクを全域において厚くしており、その結果スムーズでトルクフルな走りがもたらされている。なおかつ専用設計のサブサイレンサーを採用することで可能な限りコンパクトなサイズとし、近接騒音などの規制もしっかりとクリア。またサイレンサーは写真のブルーチタンの他にクリアチタン、メタルブラックも用意しており、車体のカラーリングやオーナーの好み、多様なカスタムスタイルに対応している。
エキゾーストシステムとならぶ同社の代名詞的製品がステップの“ハイパーバンク”だ。ステップバーとペダルを熱間鍛造という製法で作ることで、高い強度をもたらせつつ、ペダルの先端を可倒式として万一転倒してしまっても走行不能に陥るリスクを最小限に抑えている。スポーツライクなポジションとしつつ、停車時に足をついた際、足とステップバーが干渉しない位置に設定するなど、ストリートにおける使い勝手のよさにも配慮している。
また足つき性向上アイテムとして、もはや定番の一つとなったローダウンリンクもラインナップしているが、レースやスポーツ走行を楽しみたいというユーザーに向けて、車高を上げるタイプのレーシングリンクも開発。深いバンク角を確保するほか、セッティング幅の拡大も期待できるパーツである。
このほかラジエターコアガードといったパーツも用意。Ninja ZX-25Rの可能性を全方位で追求している。
※価格はすべて税込み
夏目健司
東海地区で雑誌の取材業務に携わる。社会ネタから街ネタ、スポーツ取材と、どんな現場にも駆けつけます。
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