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メーカーの理念と美学が詰まった、逸品モノを紹介

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カワサキバイクマガジンvol.133掲載記事(2018年8月1日発売)

サンスターよりZ900RS用のΦ320mmという大径ディスクローターが発売された。はたして最新モデルであってもローターを交換するメリットはあるのだろうか。そしてノーマルよりも大径化する意味とは?

SUNSTAR φ320mmローターキット for Z900RS

目的はコントロールの幅を大きく広げること

Z900RSに対応するφ320mmローターキットがサンスターから発売された。だがノーマルでφ300mmディスクに4ポットラジアルマウントモノブロックキャリパーといった現代のブレーキシステムを装備しているZ900RSにおいて、大径ローターに交換する意味はあるのだろうか。率直な疑問をサンスターのローターを取り扱う国美コマースの開発担当者に伺った。
「確かに止まるだけであれば十分な性能があります。しかし我々がねらっているのはそこではありません」

開発担当者いわく、タイヤのグリップ力を強く引き出すにはタイヤを路面に押し付ける必要がある。消しゴムで考えるとわかりやすいが、撫でるよりも強く押し付けたほうが摩擦力が増す。それと同じで、カーブの入り口でブレーキレバーを完全に離すより、わずかに残し、フロントフォークを少し沈めたまま進入したほうがより高いグリップ力を維持することができる。そのため安定したコーナーリング姿勢を実現するには、カーブの奥の方までわずかにブレーキを残し続けることがカギとなる。

しかしコーナーで意図的にブレーキレバーを触り続けるのは怖いという声もある。そこで重要になるのがコントロールの幅だ。ブレーキは弱く握れば弱く、強く握れば強く効く。現代のバイクはローターを交換することでその強弱の段階を大幅に増やし、指先の微妙な力加減でブレーキの効き具合を調整することができるようになる。というのも近年マスターシリンダーやキャリパー、サスペンション、タイヤなどが著しく進化しているのに比べ、純正ローターは20年ほど前からほぼ変わっていないからだ。ブレーキシステム全体を交換しなければ性能を高められなかった絶版車とは異なり、現行モデルはローターを変えれば性能を補完できるのだ。「実はローターを変えた効果が体感できたという声は高年式車の方が多いんです」という開発担当者のコメントからもそれが理解できる。「さらに大径化することでより繊細なコントロールが可能となり、一般の峠道でも安心感が向上します」

現代のブレーキは止まって当たり前。サンスターがねらうのはその上、より安全に走り全体の質を高めるブレーキシステムの構築なのだ。

問い合わせ国美コマース
電話番号045-948-4551
Webサイトhttps://www.sunstar-kc.jp
横田 和彦

バイク歴32年のフリーライター。16歳で原付免許を取得。その後中型、限定解除へ進み、さまざまなメーカー・排気量のバイクを乗り継ぐ。手元にバイクがなかった時期はなく、現在もツーリングや草レース参戦などを楽しんでいる。







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