東北でニンジャ系の集まりがあると聞き、今回初めて取材に参加した東北ニンジャ交流会。緩やかな雰囲気のなか、バイク談議に花を咲かせるノンビリしたミーティングのようすをお届けする。
ニンジャ以外も歓迎! 幅広く緩く集まろう
今回訪れた東北ニンジャ交流会。“GPZ900Rのみ忍者と呼ぶ会”の集まりで知り合った人同士が中心となり、独自にスタートしたミーティングだ。年に数度、不定期で集まっており、2018年で3年目を迎えている。去年は4回実施されたが、今年はタイミングが合わずに10月になって最初の開催となった。
さて、当日は朝から快晴。関東だと気温が20〜25度近い日が多かったためか15度近い朝夕は肌寒く感じられたが、バイクで走るにはちょうどいい季節だ。天気もよく、よく晴れて気温もぐんぐんと上昇し、それにつれて参加者たちも次々と会場に到着。最終的には34台のGPZ900Rと17台の他車種が集まり、あちらこちらでバイク談議に花を咲かせていた。
「集合時間は午前10時、記念撮影が12時」だけが決まりで、基本的には自由集合・自由解散。三々五々、参加者たちは集まってくるが、ほとんどの人は昼前に集結
到着するや否や、来場したバイクに来場者が群がり、各部をくまなくチェック。これはミーティングならではの定番の姿だ。知り合いならなおさらだ
午前10時を少し過ぎたところで挨拶。主催は3人が持ちまわりで行なうそうで、今回は小菅さんが主催者の筆頭扱い
34台のGPZ900Rを中心に他車も含めて51台が勢ぞろいした今回。「不定期で小規模ですが、東北のバイク乗りたちの集まれる環境づくりのため、できるだけ継続する予定です」
そこでふと思ったが、GPZ900R以外の参加者が意外と多い。もともとGPZ900Rの集まりだと思っていたが、実はそうではなかったらしい。主催者の一人(※運営は三人共同)となる小菅さんに話を聞いたところ、型にハマらず広くニンジャ系を歓迎しているとのこと。
「そこは固く考えず、排気量や型式などにもとらわれず、緩やかな交流の場にしてもらえれば。また来年も不定期ですが開催予定なので、フェイスブックなどをチェックしてもらえればうれしいです!」
おそろいのTシャツ姿が気になっていたが、主催者の一人、岡崎さんが経営する仙台の居酒屋・纏のチームシャツ。参加者たちにもアピール!
集合写真を撮影後、三々五々来場者たちは帰宅、あるいはツーリングに出かけていく。それでも会場には大勢が残り、バイク談議を楽しみ続けていたようだ
ニンジャと名付けられたカワサキ車は数多い。ZX-10Rもその一台だ。写真はないがニンジャ1000R(=GPZ1000RX)も当日は参加していた
一角を見るとZ900RSとニンジャH2。このほかにもニンジャ400の姿も。とはいえノープロブレム。参加車両や属性なども問わず、バイク仲間として歓迎なのだ
めずらしい Ninja 400 ABS Limited Edition(300台限定)に乗るのは齋藤さん。今回はER仲間と一緒に参加したが、いろんなバイクを見て回れるのが楽しいとコメントする
主催者の一人、小菅さんの愛車はGPZ900R。アニメ『機動戦士Zガンダム』に登場するメカをモチーフに金色に塗装。ラメ具合もまぶしく、かなりインパクトがあり、ひときわ目立っていた