2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) ワインディング走行
ワインディングでは水を得た魚のように元気に走るNinja 650。スリムな車体の寝かし込みは軽く、切り返しもピシッと決まる。ポジションもスポーツライディングに対応してくれる

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ニンジャ650は2017年モデルで大きくモデルチェンジし、それまでと大幅にイメージが変わった。完全新設計のトレリスフレームなどにより各部を一新。よりスポーティなスタイリングとなり約20kgに及ぶ軽量化を実現した。その街乗り&ツーリングポテンシャルはどれほどのものだろうか。

ライトウェイトスポーツへと昇華したニンジャ650の実力

2017年にモデルチェンジしたニンジャ650の実車を、僕が初めて見たのは2017年10月の東京モーターショーでのことだ。400クラスと間違えるほどコンパクトな姿を見て「削ぎ落としの美学だ」と思うと同時に、走りへの期待が跳ね上がったのを覚えている。実は個人的に600cc前後のバイクに対する想い入れが強い。仕事柄、さまざまな排気量のバイクに乗るのだが、排気量が大きいと長距離ランが快適にこなせる反面、僕のような体格(身長166cm)だと取り回しなどでやや緊張する。その点、コンパクトな車体の小排気量車であれば問題ないが、いざロングツーリングに出かけると疲れてしまうこともある。自分を基準にして何でもこなせるベストな排気量を探ると、600〜800cc前後に落ち着く。ゆえに新型ニンジャ650は注目に値する存在だったのだ。

街中で実車を見ると、ショー会場以上にコンパクトに見える。そのため一般的な大型バイクが持つような風格は控えめ。だがよく見ると鋭い造形のカウルの内側にエンジンや補機類がギュッと詰まっていて、マフラーからは太いビートが吐き出される。一見普通っぽいが実は“かなりの切れ者”という印象だ。そういうギャップにヤラれちゃうんだよなぁ、と考えながら編集部をスタートした。

なんといってもここがポイント

モデルチェンジによりシャープなカウルデザインになったが、先代に比べると低く、コンパクトになったため防風効果が低下していないか気になっていた。実際に走ってみると先代のようなカウルに包まれている感覚こそ減少しているものの、防風性は十分だと感じた。深く伏せずに当たる風をさらに減らしたい場合は、3段階に可動するスクリーンを一番上にセットすればいい。ただし、スクリーンの位置を調整するには工具が必要となる

2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) ココがポイント

乗り降り
2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) 乗り降り
小振りなのでまたがりやすい…、と思いきや、跳ね上がったテールカウルをまたぐためには意外と大きく足を上げる必要がある。降りる時も同様だが、ツーリングなどでタンデムシートに荷物をくくりつけているときは、カカトで引っかけないよう注意したい
ヘルメットホルダー
2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) ヘルメットホルダー
最近、再びヘルメットホルダーが標準装備される車両が増えた。ニンジャ650の場合は、キー操作で開く金具にアゴ紐のDカンをかけるのもやりやすく、ちょっとバイクを離れるときなどは重宝する。こういうユーザーの利便性を高める装備の追加は喜ばしい
ヘッドライト照射性
2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) ヘッドライト照射性(ロー)
ロー
2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) ヘッドライト照射性(ハイ)
ハイ

シャープな形状のデュアルヘッドライトはハロゲンバルブ。右側がロービームで左側がハイビームをになう。ロービームでは右側の手前から進行方向を広く照らす。ハイビーム時には両方のライトが点灯するため光量は十分で、遠方はもちろん、より手前まで広く照らし視界を確保してくれる

メーター視認性
2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) メーター視認性(昼間)
2018年モデル Ninja 650(EX650KJFA) メーター視認性(夜間)

完全新設計の多機能メーターは中央にアナログ式タコメーターを配したスポーティなレイアウト。シフトアップインジケーターは好みの回転数に設定可能なのもうれしい。しかし夜間、目盛りと針が重なって見にくくなるのが気になった。スピードやギヤポジションは瞬時に確認できる

問い合わせカワサキモータースジャパンお客様相談室
電話番号0120-400819 ※月〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜17:00(祝日、当社休日を除く)
URLhttps://www.kawasaki-motors.com/mc/
横田 和彦

1968年6月生まれ。16歳で原付免許を取得。その後中型、限定解除へと進み50ccからリッターバイクまで数多く乗り継ぐ。現在もプライベートで街乗りやツーリングのほか、サーキット走行、草レース参戦を楽しんでいる。




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