2020年10月25日の日曜日、秋晴れの、くろんど池駐車場にてZXR+カワサキ80sミーティングが開催された。コロナ禍の影響から、参加者は少ないだろうと思っていた主催者の予想をはるかに超える参加者があった。
初参加、初対面そんなことは関係ない!
2020 ZXR+カワサキ 80sミーティングが開催された。秋のほどよい天候にも恵まれ、駐車場には開始時間とともにバイクが続々と集まってきた。その台数はあっという間に100台オーバー。コロナ禍の影響から、参加台数は少ないだろうと主催者は考えていたのだが、あまりの来場者の多さに大忙しだった。
本来開催会場となった駐車場は、土日祝と有料になってしまうのだが主催者の尽力によって管理者側からミーティング参加者については無料にしてもらう大サービス。メインのZXRシリーズはもちろんのこと、80年代のカワサキ車も続々と来場。車種ごとにまとめて駐輪していて、見る側にも都合がよかった。3台来場したGPZ250Rはクラブのメンバーかと思われたが、みなさん初対面という組み合わせだったり、あちらこちらで希少な同じ車種という共通点で初対面だったりと、仲よくなっていた。
昼からはカワサキのレジェンドライダー・多田喜代一さんの、関西人らしいスパイスの効いたトークショーでここだけの話が展開。興味津々に聞いたり、ジャンケン大会で獲得した景品にサインをもらったりして盛り上がっていた。
カワサキ80sミーティングも兼ねていたので、超レアな車両で参加していた参加者も。EX-4でも十分レアなのに、EX-5の姿を目にするとは思わなかった
「ここに来れば仲間に会えるかなって参加したんですよ」。その言葉どおりに3台のGPZ250Rが。お互いに面識はないが同じ車種ということですぐに打ち解けていた
元カワサキワークスライダー・多田喜代一さんのトークショーも開催。デビュー時代の話からワークス時代の話まで関西のノリでトーク炸裂
ワークスマシンレプリカの前でご満悦の多田さん。レプリカマシンを横目に、どこが違うとか、材質がどうだったとか、あれこれ話していた
たくさんのグッズを提供してくださった多田さん自らジャンケン大会の進行を担当。もらった来場者の景品にと、心よくサインに応じていた
ニンジャも80年代モデルだと、カスタム内容を見ていると、エンジンが! ベースはZ1000で違和感なくニンジャに変身。カスタムショップの腕も見事
展示されていた2台のバイクは、来場者が持参したワークスマシンレプリカと、事故で亡くなった友人のバイクを遺族から受け継ぎレストアしたもの
愛車のKS-Ⅱで参加する予定が、レストアが間に合わずにカタナで来場した参加者のタンクに張り紙が…。よっぽど悔しかったのだろうってのがうかがえる
解散前にZXRシリーズを整列させて記念撮影、各年式のカラーや限定カラーもあり、実にカラフルな光景だ。カワサキイメージのライムグリーンの比率が高い