ヨシムラ
抜群のスポーツ性に高いツーリング性と実用性を融合
ちょっと時間ができたから、ふらっと近くのワインディングを軽快に飛ばしたい。たまには遠出をして、泊まりがけのロングツーリングに出かけたい。とはいえ、次の日は会社だから、余力を残して帰宅できるのがベスト。さんざん乗ったら、パーツ用品店でメンテナンス用品を買って整備でもしておきたい。その時の“アシ”は、やっぱりバイク。といったように、オンロードモデルを使用してのおよそ想定されるバイクライフをストレスなくこなせるのがニンジャ1000だ。
こう表現すると、あらゆることをこなす万能バイクということで、丸く収まったバイクと思われるかもしれない。しかし、これを実現するのは非常に難しいことで、高度な技術が要求されるのだ。ニンジャ1000は、この難関をクリアーしている非常にまとまりのいいモデルをいえる。
さっそくその性能を、雑誌でおなじみのバイクジャーナリスト・柏秀樹氏が体感してきた。
Z1000のカウル付きモデルととらえられがちなニンジャ1000だが、実はある程度早い段階でニンジャ1000の構想は挙がっていたのではないかと柏氏は斬る。開発のゴーサインが出たのが、最近なだけなのではないか。つまり、もともとフルカウルモデルを作ることを想定して、今のZ1000の基本骨格は出来上がっており、ニンジャ1000はZ1000の後付けでは決してないと考える。
その真偽は別として、走り、フォルムとも、そう思わせるほどこのフルカウルモデルはまとまりがいいというわけだ。その柏氏の詳細なインプレッションは、カワサキバイクマガジン2月1日発売号にて掲載するのでぜひ期待してほしい。柏氏ならではの切り口でニンジャ1000の走りに迫る。
走行シーン
スペック一覧
全長×全幅×全高 | 2,105×790×1,170(mm)[スクリーン最高時:1,230mm] |
---|---|
軸間距離 | 1,445mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 228kg/231kg(ABS) |
エンジン | 水冷4 ストロークDOHC4バルブ並列4気筒・1,043cm3 |
ボア×ストローク | 77.0×56.0(mm) |
最高出力 | 100kW(136PS)/9,000rpm |
最大トルク | 110N・m(11.2kgf・m)/7,800rpm |
燃料タンク容量 | 19L |
タイヤサイズ | (F)120/70-17 (R)190/50-17 |
価格 | 価格:123万9,000円/130万2,000円(ABS) |