ページを共有

ヨシムラ

2022年スーパーバイク世界選手権 KRT

2022年スーパーバイク世界選手権のうち、ヨーロッパを中心とした9大会を終えたカワサキレーシングチーム(KRT)のジョナサン・レイ選手、アレックス・ロウズ選手たちのKRTチームは、今週末、アルゼンチンのサン・フアン・ビリカム・サーキットで開催される2022年スーパーバイク世界選手権第10戦に参加する。

サマーブレイク後から忙しい日々が続くが、今回はヨーロッパの主要チームの拠点から離れた場所で開催されるため、レイ選手とロウズ選手はシーズン最終四半期に向け、好成績を収めたいと考えている。サンホアンでのレースウィークエンドは10月21日(金)から23日(日)まで開催される。

第9戦のポルティマオでは3度の表彰台を獲得し、ランキング3位をキープしたレイ選手。残り3大会・9戦となった今大会、レイ選手はランキングトップのバウティスタ選手との差を縮めたいところだ。そのレイ選手は過去に3度、サン・フアンでレースを行ない、4勝を挙げている。さらに4回の表彰台を獲得しており、アンデス山脈のふもと、チリとの国境近くに位置するアルゼンチンの比較的新しいサーキットに戻ってきたことを喜んでいる。

ロウズ選手もポルティマオでは各レースで5位以内と健闘し、総合6位まで順位を上げた。アルゼンチンの全長4.276kmのサーキットでは過去に表彰台を獲得していないが、2022年シーズンにはすでに2回の表彰台を経験していることもあり期待が高まっている。

サン・フアン・ビリカムの会場は印象的な近代的施設で、ユニークな2段式のスタート/フィニッシュストレートと非常に長いバックストレートを備えている。海抜700mを超える高台にあることも特筆すべき点となる。2018年に初めてスーパーバイク世界選手権レースで使用されたサーキットだ。

次の第10戦アルゼンチンラウンドが終了すると、スーパーバイク世界選手権のサーカスは荷物をまとめて、シーズン最後の2戦、第11戦のインドネシア(11月11~3日)と第12戦のオーストラリア(11月18~20日)に向かうことになる。

第10戦を控えたKRTライダーのコメントを以下で紹介する。

ジョナサン・レイ選手

2022年スーパーバイク世界選手権 KRT ジョナサン・レイ選手

「アルゼンチンが待ち遠しいですね。ポルティマオは予想以上に難しいレースだったので、アルゼンチンでのレースはとても楽しみです。アルゼンチンGPは、この時期に開催されるフライアウェイのキックオフレースで、1年のうちでもっとも忙しい時期です。このまま勢いに乗っていきたいですね。ペレ、ダビデ、そしてすべてのクルーと一緒に、マシンのポテンシャルを最大限に引き出せるよう努力していきます。ポルティマオでは改善すべき点がいくつか浮き彫りになったので、アルゼンチンではレース終盤の強さに焦点を当てたいと考えています。このサーキットはあまり活発には使われていないため、初日にグリップレベルを把握し、そこから作業を進めなければなりません。ただ、このコースは本当に好きだし、過去にいい思い出もあります。フライウェイの雰囲気はいつもクールなので、その気分をいい結果につなげたいですね」

アレックス・ロウズ選手

2022年スーパーバイク世界選手権 KRT アレックス・ロウズ選手

「アルゼンチンのコースは好きだし、コースレイアウトも素晴らしい。あの長い上り坂のストレートに1速で入っていくのは、僕らにとっては大変な作業です。でも、コースは全般的にいい。路面は最近少し使われたようで、あまり埃っぽくないことを期待しています。路面がよい状態であれば、強力なレースが展開されると思います。マニクール、モントメロ、ポルティマオではつねに速いライダーの一人になれていたので、この調子をキープしたい。このレースに参加するのはいい経験です」

問い合わせカワサキモータースジャパンお客様相談室
電話番号0120-400819 ※月〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜17:00(祝日、当社休日を除く)
URLhttps://www.kawasaki-motors.com/mc/



人気記事




カワサキイチバン