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ヨシムラ

全日本ロードレース選手権

2021年シーズンがいよいよ開幕!

4月3日(土)、4日(日)の両日、栃木県・ツインリンクもてぎで全日本ロードレース選手権が開催され、2021年シーズンが開幕する。

全日本ロードレース選手権は日本最高峰のロードレースで、各種のレースで活躍してきた有名ライダーたちが最新のスーパースポーツを駆り、年間のシリーズ戦を通じて順位を競うレースだ。クラスはCBR1000RR-RやYZF-R1、GSX-R1000、Ninja ZX-10RRといった最新スーパースポーツで競うJSB1000、JSB1000と同じ車両ながら改造範囲が狭くてノーマル車両に近いST1000、市販の600㏄スーパースポーツで競うST600、125㏄クラスのJ-GP3の計4クラスが設けられている。今回のもてぎはMFJカップの250㏄クラスが競うJP250が併催され、全5クラスの戦いが観戦できるようになっている。

基本的にロードレースの場合、2日間の予定だと土曜日は予選、日曜日は決勝となるが、JSB1000は両日ともに決勝が行われる2レース制が採用されている。なお、今回のJP250は決勝が土曜日に行なわれる予定となっている。

見どころはやはり最高峰クラスJSB1000だが、今回はFIM EWCに参戦予定のYOSHIMURA SERT MOTULの渡辺一樹選手が直前にスポット参戦すると発表された。中須賀克行選手(ヤマハ)や清成龍一選手(ホンダ)、柳川 明選手(カワサキ)といったトップライダーとの戦いに注目だ。

チケットは各種プレイガイドやコンビニなどで発売中。価格は自由観戦席で高校生以上は3,700円(税込)だ。なお、パドックパス、ピットウォーク、グリッドウォーク券の販売はないので注意いただきたい。

Ninja Team Green Trial 2021も併催

Ninja Team Green Trial

今回は2021年からスタートするカワサキの「Ninja Team Green Trial 2021」が3日(土)に併催される。このNinja Team Green Trial 2021は昨年発売されたNinja ZX-25Rワンメイクで、レース初心者により楽しさを知ってもらおうとライディングスクールやタイムトライアルなどを用意するカワサキ主催のイベント。すでに申し込みは終了しているが、そちらもレース観戦がてら見学してみてはいかがだろうか。

レースにしてもサーキット走行イベントにしても、実際に見たことがない人にとっては未知の領域。普段雑誌などを賑わせるスーパースポーツモデルがサーキットやレースの場で、どれほどの速度で疾走し、どんなサウンドを奏でながら全開走行しているのか。そしてタイヤが熱で溶ける匂いとはどんなものなのか。それをぜひ一度は体感してみていただきたい。もてぎに来れない人も多いとは思うが、全日本ロードレース選手権は第1戦のツインリンクもてぎ戦を皮切りに、全7戦が予定されている。タイミングが合えばお近くのサーキットに足を運んでみよう。

問い合わせ先MFJ(一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会)
URLhttp://www.mfj.or.jp



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