カワサキの中でもロングセラーの部類に入るエストレヤ。2017年にファイナルエディションを迎えたが、今もなおファンは多い。エストレヤと250TRのミーティングが定期的に開催されている。その一つを取材した。
信州屈指のスポット・ビーナスラインを満喫
同型エンジンを採用したエストレヤシリーズと250TRを対象としたミーティングが開催された。開催日前後の天気は不安定で、しかも会場は標高の高いビーナスラインということで天気が心配されたが、開催時間中は雨に降られることはなく、逆に心地いい陽気に恵まれた。
主催者はSNSで参加者を呼びかけたというだけに、日ごろSNSで交流を図っているライダーが多く集まっていた。そのためハンドルネームを記入した名札を着用。「あっ、○○さんですね。いつもツイートを見ています」といった声が聞こえた。
主催者のハンドルネームは“かーしマン@エストレヤ”で、たまにSNSで呼びかけてミーティングを開催している。ビーナスラインで開催するのは今回が2回目で、73名が集まった。このうちエストレヤと250TRのオーナーが64名で、その他の車種のオーナーが9名だった。
ミーティングでは、霧の駅・霧ヶ峰ビーナスに集合し、午後1時ごろまでバイク談議や再会を楽しんだり、ジャンケン大会を行なったりした。13時ごろ中締めをした後は、希望者でビーナスラインのツーリングを楽しんだ。会場には武骨なコワモテの雰囲気はなく、オシャレなライダーが多かったのが印象的。このような場に参加したいエストレヤ&250TR乗りは、かーしマン@エストレヤさんのツイッターをチェックしよう。
会場はビーナスラインにあるドライブイン・霧ヶ峰ビーナス。駐車場の一角を貸し切って開催された。さまざまな年式のエストレヤと250TRが並ぶ
車種や年式などに区分けして駐車場にバイクを停める。主催者をサポートするスタッフが、会場入り口で名札を配ると同時に、来場者一人ひとりに駐車場所を案内していた
霧ヶ峰ビーナスでのミーティングは午前10時から午後1時まで。途中、主催者のかーしマン@エストレヤさんが、感染症対策などの会場での注意事項と、今後の予定を案内
年式はもちろんのこと、ノーマルに近い車両やカスタムマシンなど、多種多様なエストレヤと250TRが集まった。あちこちでカスタムやメンテナンスなどの話題で会話に花が咲いていた
参加希望者は事前に参加希望の旨を主催者にDMにて連絡する。主催者はハンドルネームを記入した名札をあらかじめ用意して、会場入り口で配布していた
特徴的なカスタム車も見られたのだが、気になったのがこちら。他車種をイメージしてカスタムされた250TRだ。数台見ることができて、250TRの定番カスタムなのか
背中にエンジンとエストレヤがデザインされているジャケットとTシャツ。数人が着ていて、これらは参加者がデザインしたモノ。ツイッターのDMでオーダーを受けている
開催日前後の日程は天候がかなり不安定で、予報も雨や曇りといったように日ごとに変わった。ハンドルにテルテル坊主をたくさんつけて参加者も
参加者が景品を持ちよりジャンケン大会を実施。部品などさまざまな景品が集まったが、会場の笑いを誘っていたのが『うんちくん』。ジャンケンの勝者も苦笑い
駐車の区分けは1992年式〜1999年式のエストレヤ、2000年式〜2006年式のエストレヤ、2007年式から2016年式のエストレヤ、ファイナルエディションの2017年式エストレヤ、そして250TRだ。それぞれを写真撮影
霧ヶ峰ビーナスでのミーティングが終了した後、希望者を募ってビーナスラインを走り、道の駅・美ヶ原高原までツーリングを楽しんだ。エストレヤと250TRが隊列をなして移動