ZX-14R、ZZR1400、ZX-14を参加対象とした走行会が開催された。主催者は一般ライダーで、既存のサーキット走行会の枠を貸し切って、11台が参加した。
運営はすべて母体が担当。お手軽走行会の魅力
ここで紹介する14走行会は、母体となるイベントの一企画として開催された走行会だ。母体となるイベントはマイバイク走行会で、愛知県の幸田サーキットでバイクシーズンにほぼ毎週開催されている。
マイバイク走行会は排気量別やカテゴリー別など、いくつかの走行枠を設けていて、今回、14走行会参加車両の枠を設けたというわけだ。14走行会枠を設けたキッカケは、ZX-14Rオーナーがマイバイク主催者に要望したことが始まり。マイバイク走行会では過去にも、参加者の要望により、今回と同様の貸切走行枠を設けている。
うれしいのは、走行の段取りやオフィシャルなど、走行会運営に関する業務はマイバイク走行会スタッフがすべて行なってくれることだ。14走行会メンバーは、主催者も含め会場に行けばいいだけ。マイバイク走行会は、こういったイベント併催に積極的で、クラブミーティングに、どんどん利用してほしいとのこと。
14走行会は主催者がツイッターで呼びかけたり、他のミーティングで案内したりして参加者を募集。初めて会う人が多く、走行会の前に自己紹介
当日は晴天に恵まれ、朝こそ寒かったものの、陽が昇るとジャケットがいらないくらいの陽気に包まれ、絶好のイベント日和となった
14走行会の参加台数は11台。ZX-14Rが10台、ZZR1400が1台。参加台数によってマイバイク走行会の枠数を相談することもできる。この日は1枠11台で、2枠を走行した
走行会直前にステップの動きが悪くなり、急きょ参加者同士で応急処置をほどこす。この後、無事走行会に参加
14走行会の走行枠は25分×2本。フリー走行を基本としていて、ツナギの着用義務はない。14走行会の走行料金は、走行会としては格安の男性1本2,000円、女性1本1,000円だった
14走行会参加者のためのミーティングスペースがパドックに用意された。マイバイク走行会では、パドックでのミーティングも大歓迎とのこと
14走行会を含めたマイバイク走行会の開始前に、ブリーフィングが行なわれ、走行会開催の目的やサーキット走行に関する注意事項が案内された
マイバイク走行会の計らいにより、メインストリートを使っていろいろな企画が盛り込まれた。グリッドについて記念撮影も実施
マイバイク走行会の走行スケジュールは午前9時から午後4時ごろまで。パドックにはケータリングも出展されていた
サーキット走行会となると運営が一苦労。マイバイク走行会の枠を使った場合、オフィシャルなど運営はすべてマイバイク走行会が行なってくれる
14走行会が開催された幸田サーキット。愛知県幸田町にあるショートサーキットで、2輪コースは1周1,054.105m。イベント開催には柔軟に対応している