ヨシムラ
Z1000の車体とエンジンをベースとし、ツーリングテイストを投入したニンジャ1000。そのため、従来の大型ロングツアラーとは異なり、極端なまでにスポーツ性能が追求されたモデルとなっている。
前衛的で斬新なフルカウルは、高さ調整式のスクリーンなどが採用されツアラーテイストが盛り込まれている。また、シート下の収納スペースはZ1000の2倍の容量を確保。燃料タンク容量は19Lといったように大容量となっている。また、フロントとリヤシートには厚みのあるウレタンシートを採用し、快適な長距離走行も追求している。
エンジンは、低中回転域のレスポンスを重視し、なおかつ高回転域では4気筒エンジンならではの、胸のすくような吹け上がりを実現すべく開発された。また、楕円サブスロットルバルブを採用することで、理想的な燃料供給と同時にエンジンのスリム化も図っている。
車体は、高剛性アルミフレームとマスの集中化により、シャープな旋回性とすぐれた安定性を両立している。
ツアラーテイストを醸し出しながら、ワインディングではスポーツ走行も楽しみたくなる。このようなイメージを強く追及したモデルがニンジャ1000といえる。