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ヨシムラ

2016年のインターモト2016で発表され、2017年に販売を開始したNinja ZX-10Rの上級モデル・Ninja ZX-10RR。その2018年モデルのアメリカ仕様が発表された。

登場して間もないモデルということもあり、2017年モデルからの変更点はカラーリングの一部見直しにとどまる模様。2016年モデルの“KRT Winter Test Edition”および、2017年モデルのNinja ZX-10RRと同様のフラットエボニーはそのままに、バランスフリーフロントフォークのサブタンクのカラーリングがレッドからシルバーに、そしてトップキャップもレッドからグリーンへと変更されている。

スタンダードモデルとの相違点
  • タペットにDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングを施してメカニカルロスを軽減。サーキットでの走行を見据えた装備で、同時にエンジンの慣らし時間の短縮にも貢献
  • クランクシャフトのメインジャーナル部のベアリングを強化。サーキット走行を考慮し、レブリミットの変更を見据えた装備に
  • シリンダー間の圧力差を軽減する通風孔を小径化しつつ、クランクケースの厚みを増すことでクランクケースを高剛性化。サーキット走行時の信頼性とパフォーマンス向上に貢献
  • マルケジーニ社と共同開発した7本スポークのアルミ製鍛造ホイールが俊敏なハンドリングを実現。また剛性バランスを見直し、ハブ部分に重量を集中させる設計とすることで慣性モーメントを低減。切削仕上げ後にアルマイト処理を施すことでハイクオリティな印象に
  • タイヤはピレリ製ディアブロ・スーパーコルサSPを採用
  • サーキット走行を前提にしたオリジナルのサスペンションセッティング
  • KQSはシフトアップに加えて、シフトダウンが可能に
  • シングルシート化に伴い、左側のタンデムステップ用ステーは廃止。右側は軽量なサイレンサーステーへと変更したことで、約1kgの軽量化を実現
  • レーシーなシングルシートカバーを標準装備。”KRT Winter Test Edition”と同じ、雪の結晶をあしらったデカールをシートカバーとスクリーンに採用
  • パルサーカバーには”RR”のロゴを採用。
  • イグニッションキーにも”RR”のロゴを採用

なお、現時点ではカワサキの輸入車を取り扱うブライトから国内販売のリリースはされていない模様だ。

11月9日にブライトより国内販売の詳細がリリースされた。価格は253万2,600円(税込)で、発売は2018年1月上旬とのこと。


2018年モデル Ninja ZX-10RR (ZX1000Z)※アメリカ仕様

問い合わせブライト
電話番号078-326-6515
URLhttp://www.bright.ne.jp/



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