カスタムマシン

創り手の想いがふんだんに盛り込まれた、カワサキ車ベースのカスタムマシンを紹介

Z1000J by 一般オーナー

創意工夫を存分に凝らしたDIYの傑作

Z1000J

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カワサキバイクマガジンvol.124掲載記事(2017年2月1日発売)

80年代、90年代の一般オーナー所有のクルマを展示するハチマルミーティング2016に、カスタムバイクの展示コーナーが設けられた。展示車両のなかから賞も授与された。その賞を獲得したZ1000Jを紹介しよう。

現在は数多くのアフターパーツが発売されていて、ひと昔前に比べれば、純正流用カスタムの事例が非常に少なくなった。このような現状のなか、このZ1000Jは、純正流用を中心として手が加えられている。

この手法はあえて行なったカスタムで、純正流用は、このZ1000Jのカスタムコンセプトなのだ。オーナーのWさんは、たとえ多くの箇所に手を加えても純正っぽさを演出したかったのと、ほかのカスタム車と差別化を図りたいと考えた。そこで純正流用を中心としてカスタムし、さらにはパーツの自作やちょっとした加工など、ひと手間を加えている。

このZ1000Jの純正流用のテーマは、Z1000Jの後継機種であるZ1000Rのスタイルに近づけること。そのテーマのもとパーツを取捨選択。この2車種は同系統モデルだけに、見事なまでにねらいは成功し、一見してZ1000Rだが、実はZ1000Jという純正イメージカスタムを実現させている。


  • Z1000J
  • Z1000J
     ビキニカウルとメーターまわり一式はZ1000Rを流用している。ただし、ブラケットをZ1000Pに変更している都合上、Z1000Rの燃料計はメーター上に移植した
  • Z1000J
     ビキニカウルまわり一式をフロントフォークに装着する際、ヘッドライトステーの上下幅がZ1000P上下ブラケットピッチより大きいため、ステー下側をカットして装着している
  • Z1000J
     Z1100GP燃料タンクと空冷Z系燃料コックを流用。その際、キャブレターと燃料コックが干渉。そこで、長めのスピゴットをワンオフし、キャブレターを後方にずらした
  • Z1000J
     Z1000Rイメージをねらい、カーカーのマフラーを採用。しかし、サーキット走行でバンクした際、マフラーが路面と接触したため、中間パイプを切断・溶接しカチ上げた
  • Z1000J
     リヤショックにオーリンズを採用しているが、注目してほしいのは、フレームとリヤショックのマウント箇所だ。四輪のプリウス用のフックを、荷かけフックとして利用しているのだ
  • Z1000J
    リヤタイヤのサイズ変更にともない、スイングアームをFZ400のモノを加工して流用。チェーンガードはハスラーを流用し、自作ステーを介して取り付けている
  • Z1000J
     フロントホイールはサーキット走行を考慮し、純正の19インチから18インチへと変更。イメージを優先してZ1000P純正ホイールを選択し、ローターもZ1000Pを流用した




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