ヨシムラ
オンロード走行を主体としつつ、様々な走行シチュエーションを積極的かつ快適に走行できるヴェルシス650。2022年に大きくモデルチェンジされたものの、近年は国内導入されていなかった。しかし、この度、国内導入が決定し2023年11月17日(金)に発売開始されることが発表された。
2022年でモデルチェンジされたモデルは、低中回転域でトルクフルかつ高回転域ではシャープに吹き上がるスポーティなエンジンと、ロングストロークサスペンションを採用したしなやかな車体など、ヴェルシス650の魅力を継続し、デザインと装備が大幅に変更されている。ヘッドライト、テールランプ、前後ウインカーにはLEDが採用され、メーターは4.3インチTFTカラーインストゥルメントパネルとなる。スクリーン高さの調整範囲は2021年型までが60㎜だったのに対して、2022年以降は約80㎜に拡大されている。さらに、高さの調整方法もメーター右下の手動レバーに変更された。また、カワサキトラクションコントロールを採用する他、車両の情報表示や設定変更をスマートフォンの操作と連動できるスマートフォンコネクティビティも装備する。
デザインはニンジャシリーズをイメージさせる2眼ヘッドライトのフロントカウルを採用する。このデザインはヴェルシス1000SEにも採用されており、ヴェルシスシリーズとしてのイメージを統一させている。アクセサリーパーツも豊富で、LEDフォグランプ、ハンドカバー、大型スクリーン(高さ:標準比+100㎜)、パニアケースなどツーリングをより快適なものとするパーツがラインナップされる。なお、カラーバリエーションは1タイプとなる。
VERSYS 650
価格:110万円
『VERSYS 650』主要諸元
| 全長×全幅×全高 | 2,165mm×840mm×1,360mm(1,420mm) ※()内はハイポジション  | 
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|---|---|---|
| 軸間距離 | 1,415mm | |
| 最低地上高 | 170mm | |
| シート高 | 845mm | |
| キャスター/トレール | 25.0°/ 108mm | |
| エンジン種類/弁方式 | 水冷4ストローク並列2気筒/DOHC 4バルブ | |
| 総排気量 | 649cm³ | |
| 内径x行程/圧縮比 | 83.0mm×60.0mm/ 10.8:1 | |
| 最高出力 | 49kW(67PS)/8,500rpm | |
| 最大トルク | 61N・m(6.2kgf・m)/7,000rpm | |
| 始動方式 | エレクトリックスターター | |
| 点火方式 | バッテリ&コイル(フルトランジスタ点火) | |
| 潤滑方式 | セミドライサンプ | |
| エンジンオイル容量 | 2.3L | |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
| トランスミッション形式 | 常時噛合式6段リターン | |
| クラッチ形式 | 湿式多板 | |
| ギヤ・レシオ | 1速: 2.437(39/16) 2速: 1.714(36/21) 3速: 1.333(32/24) 4速: 1.111(30/27) 5速: 0.965(28/29) 6速: 0.851(23/27)  | 
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| 一次減速比 / 二次減速比 | 2.095 (88/42)/3.066 (46/15) | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド | |
| 懸架方式 | (F)テレスコピック(倒立・インナーチューブ径41mm) (R)スイングアーム  | 
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| ホイールトラベル | (F)150mm (R)145mm | |
| タイヤサイズ | (F)120/70ZR17M/C (58W) (R)160/60ZR17M/C (69W)  | 
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| ホイールサイズ | (F)17M/C×MT3.50 (R)17M/C×MT4.50  | 
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| ブレーキ形式 | (F)デュアルディスク 300mm (外径) (R)シングルディスク 250mm (外径)  | 
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| ステアリングアングル (左/右) | 35°/ 35° | |
| 車両重量 | 219kg | |
| 燃料タンク容量 | 20L | |
| 乗車定員 | 2名 | |
| 燃料消費率(km/L)※1 | 29.8km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2 22.5㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)※3  | 
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| 最小回転半径 | 2.7m | |
| カラー | メタリックフラットスパークブラック×キャンディライムグリーン(BK1) | |
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります ※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です ※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

























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