【Ninja ZX-6R／KRT EDITION】理想のスーパースポーツイメージを具現化

理想のスーパースポーツイメージを具現化

北米と欧州でNinja ZX-6Rのニューモデルが発表された。デザインが大幅に変更された他、エンジン、車体、装備といった機能面も変更を受けている。カラーリングに関して、KRTエディションは北米・欧州ともに共通だが、欧州がブラック系、北米ではホワイト系をラインナップする。

パワーユニット関連だが、排気量を従来モデルと同じ636㏄とし、欧州仕様ではユーロ5に適合させつつ最高出力124spを確保する。加えて、４モードのライディングモードが新たに装備された。４モードの種類は、すでに他のカワサキ車に装備されているモードと同じく、“スポーツ”“ロード”“レイン”“ライダー（マニュアル）”となっている。車体に関しては、ブレーキシステムが変更を受け、従来モデルがペタルディスクだったのに対して、新型はNinja ZX-10R同様のラウンドディスクを採用する。

装備面の変更ポイントはメーターだ。4.3インチの多機能フルカラーTFT液晶スクリーンが採用され、スマートフォンとの接続機能も追加された。そして、デザイン面に関してだが、フロントまわりが大幅に変更を受ける。Ninja ZX-10Rを彷彿させるヘッドライトまわりとなっており、より鋭角的となったチンスポイラーやウイングレットスタイルのインレットを備える。このフロントカウルからテールまでなめらかに流れるデザインを実現し、理想的なスポーツイメージを具現化できたと、カワサキはリリースする。
なお、国内導入に関する情報は、現時点では発表されていない。

全長×全幅×全高		2,025×710×1,105(mm)
軸間距離		1,400mm
シート高		830mm
車両重量		198kg
エンジン		水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒・636cm³
ボア×ストローク		67.0×45.1（㎜）
最高出力		91kW（124ps）/13,000rpm
最大トルク		169N・m（7.0 kgf-m） /10,800rpm
燃料タンク容量		17Ｌ
タイヤサイズ		(F)120/70-17 (R)180/55-17

※諸元は欧州仕様