2022年スーパーバイク世界選手権 KRT

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ヨシムラ

2022年スーパーバイク世界選手権の第6戦チェコGPが、まもなくオートドローム・モストで開催される。カワサキレーシングチーム(KRT)のジョナサン・レイ選手とチームメイトのアレックス・ロウズ選手は、地元ドニントンパークで成功を収めた後、再び競技に復帰することを熱望している。

KRTライダー両名は、前戦のイギリスGPで表彰台を獲得している。全12戦のシリーズの中間地点に位置するレースイベントに向けて、二人は最終準備に取りかかっているところだ。

ドニントンでは3回の表彰台を獲得したレイ選手はモストで優勝して、ランキングトップに立つアルヴァロ・バウティスタ選手との差をさらに縮めようとしている。ロウズ選手は、Ninja ZX-10RRで今季初のトップ3フィニッシュを達成しており、この成功でさらに表彰台獲得への意欲を高め、かつ自信をもって次戦を見据えている。

シリーズランキングでは、レイ選手が229ポイントで2位、ロウズ選手が106ポイントで7位につけている。

全長4.212kmのオートドローム・モストには、21ものコーナーやカーブがある。このため、丘の斜面を縫うように走るコースは方向転換が多く、実にユニークで個性的なコースとなっている。2022年シーズンは、路面の再舗装、排水の改善、ランオフエリアの強化などの改良がほどこされている。

昨年、スーパーバイク世界選手権に初参戦したチェコは、今年、ヨーロッパの中心で開催されるスーパーバイク世界選手権のメインイベントとして、とくに重要な一戦と位置付けられている。今シーズンはドイツでの開催がないため、チェコでのレースはドイツやポーランド、スロバキア、オーストリアといった近隣諸国にとって、もっとも近いラウンドとなるからだ。

このチェコGPが終わると、スーパーバイク世界選手権のスケジュールは5日間の夏休みに入る。そして9月9日から11日にかけては、フランスのマニクール・サーキットで第7戦が開催される。なおKRTライダー両名は8月4日(木)から7日(日)まで開催される鈴鹿8耐に参戦するため、チェコGP後には日本への移動というスケジュールとなっている。

第6戦チェコGPを控えたKRTライダー両名からのコメントは次のとおりだ。

ジョナサン・レイ選手

2022年スーパーバイク世界選手権 KRT ジョナサン・レイ手

「シーズン前半戦の最終戦ということで、とてもエキサイティングなレースです。よいフィーリングと勢いをもって夏休みに入ることが重要です。昨シーズンは皆にとって新しいサーキットだったので、学ぶことがたくさんありました。テストをしていなかったので、予想以上に難しい週末でしたね。今度は昨シーズン得たデータとNinja ZX-10RRの改良を武器に、力強くスタートできると思います。モストサーキットは好きだし、多くの部分で改良がほどこされていますから、2021年とはかなり異なるモストを期待しています。地元のファンがたくさん来てくれることも期待しています。以前、チェコ共和国でレースをしたとき、何千人もの観客を集めていたのを覚えています。チェコのファンがあれだけ応援してくれるのはすごいことです。目標は、チェコでチャンスを最大限に活かし、スーパーバイク世界選手権が夏休みに入る前にポイントを獲得することです」

アレックス・ロウズ選手

2022年スーパーバイク世界選手権 KRT アレックス・ロウズ選手

「モストは昨年からスーパーバイク世界選手権シリーズに加わったばかりですが、レイアウトが楽しいサーキットです。今年はターマックも含めていくつか変更されたので、どのように進化しているのか興味深いですね。成績もあと少しというところなので、ドニントンの勢いをそのままに、今週末も頑張りたいと思っています。そしてまた表彰台に上りたいし、そうすれば夏休みにうまくつながる。”チーム22″で再びコースに出るのが楽しみです」

問い合わせカワサキモータースジャパンお客様相談室
電話番号0120-400819 ※月〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜17:00(祝日、当社休日を除く)
URLhttps://www.kawasaki-motors.com/mc/



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