コロナ禍の影響で昨年の開催が中止となってしまった全国ダエグミーティング。今回は開催前日に台風14号が北上し影響が心配されたが、当日は台風一過の晴天に見舞われ無事開催された。
気温30度を超す炎天下で繰り広げられたダエグ祭
ミーティング開催をねらい撃ちするかのように本州を北上した台風14号。「雨の中、台風を追いかけながら山口県の萩市から18時間かけてようやく到着しました」(女性遠来者小倉勇気さん)など、ミーティング会場を目指した参加者の多くはどこかで雨に見舞われたようだ。
ミーティング開始は午前10時だが、1時間以上早く来場者がゲート前で待機し、午前9時のゲートオープンの時を待った。ゲートオープンとともに主催者の久保田達也さんをはじめとしたスタッフたちが、参加者のバイクを正面の広場にスムーズに誘導していく。ミーティング開始時には雨も完全に止み、台風一過の晴天に見舞われ、気温も30度越えまで急上昇した。受付を済ませた参加者は感染対策のアルコール消毒と検温を済ませ、開会式に参加した後、ジャンケン大会に興じたり、仲間と歓談したりするなど、フリータイムを楽しくすごしていた。
ミーティング会場のふじさんめっせの正面に整列する参加者の車両。ほとんどのバイクが何らかのカスタムをほどこしており、カスタムの話題に花が咲く
午前8時すぎ、参加者のバイクが列をなして待機し、ゲートオープンを待つ。この時まだ路面はしっとりと濡れていた
午前10時、主催者・久保田さんの開会の挨拶でミーティングがスタート。その後ジャンケン大会が開催され、会場は一気に盛り上がる
スクリーンに書かれていた“バイク乗りは人生の楽しみ方を知っている”の言葉がなかなか粋。ZRX1200ダエグの中でも白×黒ツートンカラーはめずらしい
キレイなフルカスタムを駆り、栃木県から参加の二人。道中、雨に降られてしまい、会場に着くと同時に愛車を磨いていた
ご多分に漏れず、このミーティング会場でも受付を済ませた参加者はアルコール消毒し、スタッフによる検温が念入りに行なわれた
参加者の荷物やヘルメットを置いておく場所を、主催者が日陰に用意していた。この小さな思いやりが参加者にはありがたい
キッチンカーが2台出店していた。1台(手前)は福岡屋台風焼きラーメン、もう一台はタン塩専門店で、結構にぎわっていた
パーツメーカーのブースも出展し熱心に商品説明を行なっていた。写真はチタンボルト&カラーナットのプロショップだ
福岡県から参加した上野幸宏さん(56歳)。金曜日の朝3時に出発し、東京で一泊して参加。全国ダエグミーティングには秋だけ参加しているそうだ
全国ダエグミーティングの主催者・久保田さんと愛車のZRX1200ダエグ。カーボンマフラーと、ゴールドパーツでまとめ上げている