ヨシムラ
カワサキは7月30日、国土交通省にリコールの届け出を行なった。
対象となるのはNinja H2 SX、Ninja H2 SX SE、Ninja H2 SX SE+の3車種で、いずれも不具合が発生した部位は走行装置(ホイールベアリング)となる。
リヤホイールのニードルベアリングにおいて、グリース塗布作業が不適切なためグリース量が少ないものがある。そのため、ニードルベアリングが潤滑不良となり破損し、最悪の場合、リヤホイールがロックし走行不能となるおそれがある。
対策として全車両、ニードルベアリングを新品に交換しグリースを塗布する。また、関連部品に損傷があれば交換をする。
不具合は市場からの情報により発見され、不具合の報告件数は4件。不具合を起因とする事故は発生していない。
対象となる車両の通称名、型式、車台番号、製作期間、台数は以下のとおりだ。なお、リコール対象車の車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれる場合があるので、オーナーは早急に最寄りのカワサキプラザに相談いただきたい。
車名 | カワサキ |
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型式 | 2BL-ZXT02A |
通称名 | 「Ninja H2 SX」「Ninja H2 SX SE」「Ninja H2 SX SE+」 |
リコール対象車の車台番号の範囲 | ZXT02A-000800〜ZXT02A-009996 |
リコール対象車の製作期間 | 平成30年1月10日〜令和2年3月27日 |
リコール対象車の台数 | 2,178台 |
国土交通省『リコールの届出について(カワサキ Ninja H2 SX 他)』(令和3年7月30日)
リコール等情報『リコール情報 : Ninja H2 SX・Ninja H2 SX SE・Ninja H2 SX SE+』(2021年7月30日届出)