ヨシムラ
歴史的モデルの燃焼室〜バルブまわりをカットしたファン垂涎のオブジェ
川崎重工は、カワサキのモーターサイクルを象徴する歴史的なモデルであるZ2、その海外向け輸出仕様となるZ1シリーズのシリンダーヘッド復刻を記念したカットモデルを発売すると発表した。
世界中で非常に多くのライダーたちから愛されているZ1とZ2。発売から45年以上が経過した今もなお実働状態にある車両も数多いが、さらに長く乗り続けてほしいとの思いから、川崎重工は2020年1月からシリンダーベッドを再生産し、販売している。その復刻を記念してシリンダーヘッドのカットモデルをオブジェとして製作し、販売することになったのだ。
【Z2・Z1シリンダーヘッド復刻記念:「カットモデル」発売のご案内】
この度、カワサキのモーターサイクルを象徴する歴史的なモデル「750RS」(1973年発売。通称:Z2)および、その国外向け輸出仕様である「900…
Kawasakiさんの投稿 2020年8月20日木曜日
オブジェにはカワサキが復刻したシリンダーヘッドのカットモデルに、台座とシリアルナンバー入りの銘板が付属する。ちなみに写真はまだ試作品のため実際の販売品とは詳細が異なるとのこと。またカットされるのはエンジン外側の1番側か4番側の燃焼室〜バルブ周辺となるが、シリアルナンバーの指定、およびシリンダーの位置指定はできない。
価格は2万5,000円(税込)で、支払方法は代引きのみ。販売価格には送料と代引き手数料が別途必要となる。
販売数は黒と銀で合計50個。販売数の比率は非公開だ。
購入の申し込みはメールでのみ受け付けることになり、件名に「Z2・Z1シリンダーヘッド カットモデル購入希望」、文面に「氏名」「メールアドレス」を記入の上、下記記載のメールアドレスまで送信すること。申込期限後に川崎重工で抽選し、当選者のみに電子メールにて販売条件、購入手続きなどの案内を行なう。申し込みは1人につき1個となる。
申し込みの期間は2020年9月1日(火)〜9月15日(火)まで。
正直、このオブジェは欲しいと思っても個人が作れたものではない。何せ今や希少なZ1/Z2のシリンダーヘッドを一つ潰すようなものだからだ。思い切った製品だが、そこは車両メーカーならではの製品といえるだろう。この機を逃すと再販されるかはまったく未定だし、そもそも、そう多く作れるわけではないはずなので、Z1/Z2ファンのみならず、カワサキファンならぜひ、ご検討を。