36回目を迎えたW1箱根ミーティングは、心配された天候も徐々に回復し、関東近辺組に加え北海道や九州からのWファン、のべ170名の参加者でにぎわった。
初参加者29名見学者も多数来場
朝8時、ミーティング会場の十国峠レストハウスからは、曇り空ながら駿河湾も眼下に見えており、雨の心配はないと思われた。しかし、箱根周辺ではところどころで雨が降っていたようで、「参加を止める」「途中で引き返す」との連絡が数件、主催者に入ってきた。普段なら9時半ころにはゲート前に100台近くは待機しているのだが、今回は30〜40台と少なく、さすがに気をもんだ。ただ、受け付け開始時間の10時ごろから天候も回復し、参加者たちが続々と会場入りし、最終的にはのべ170台を数えた。
初参加者は29名、遠来組では北海道から2名、九州から3名、四国から3名が無事到着した。今回参加したWのなかでとくに目をひいたのは稀少車だ。W2TTが5台、サイドカーが6台参加し、ミーティングに華を添えていた。
午前10時のゲートオープンを待つ参加者たち。早朝は箱根の至る所で雨が降り、途中で引き返した参加者もいて、心配されたが、ゲートオープンと同時に多くの参加者が会場入りした
愛車を指定の駐輪スペースに停め、受付をすませるという流れだが、受付をすませた参加者たちの次の移動場所は、Wの関連パーツが並べられた出店ブースだ。ミーティング開始の午前11時半まで、たっぷりと時間をかけてブースを回る
出店ブースは、金属パーツから、ゴム関係のパーツなど、それぞれ得意分野の商品を展開していたが、なかにはクランクに関する専門分野(Uクランク)も出店していた
W1愛好会のオリジナルグッズも販売。これらのオリジナルグッズはミーティングの会場でしか買えないため、ミーティング参加の記念、仲間へのみやげに買い求める人が多かった
参加者全員で記念撮影した後は、お楽しみの抽選会が行なわれた。ミーティングの最後も、一喜一憂して大盛り上がりを見せていた
抽選会は協賛業者などからの提供品が商品で、抽選箱に入れられた受付の際の番号により、運のいい人に当たるという流れ
今回のミーティングは北海道や九州、四国など全国各地からの参加者でにぎわった。そんななか、初参加者も多く、佐々木さんは北海道の江別市から遠路はるばるW1Sを自走してきたそう
今回の初参加者は29名。そのなかには茨城から静岡に引越してきて、まだWは所有していなかったためミニバイクで参加の渡辺さんや、千葉から参加の森さんと笹本さんと、3名の女性もいた
駐輪場のメインエリアに整列したサイドカー群。大切に保存している側車を付け、威風堂々と入場してくるサイドカー。なかには奈良県から遠路夫婦で参加する組もあった
W3の売り物が展示されていた。W1コレクターで知られる浜松W1クラブの高田さんがオーナーで、インフォメーションボードには、腰下、腰上O/Hずみで、売値80万円と記されていた