W1ファンのお楽しみイベント第34回W1箱根ミーティングが開催され、ぽかぽか陽気のもと148名の参加者が親睦を深め、買い物を楽しんだ。
今回も初参加者18名とW1人気を裏付けた
眼下は晴れても箱根のお山は濃霧と、標高差のある会場でのイベントで悩まされるのが気まぐれな天候だ。今回も会場となる十国峠界隈ではスタッフの集合時間となる午前8時ころまで濃霧と強風に見舞われ、参加者の動向が心配されていた。天候のようすをうかがっていた参加者が多かったのか、通常ならば午前9時過ぎからゲート前に20〜30台が到着し、ゲートオープンのその時を、今や遅しと待ち構えているのだが、ゲートオープンの午前10時ころになっても参加者の姿はまばらだった。それから約10分後、スタッフの心配を打ち消すかのようにバーチカルツインの心地よいサウンドが会場の周りに響き渡り、みるみるうちに駐輪スペースが埋まってしまった。心配された天気も急速に回復し、真夏日を思わせるぽかぽか陽気となり、絶好のミーティング日和となった。
受付を済ませ、愛車を駐輪場へ移動させた参加者は、早々に出店ブースへ向かい、お目当てのパーツ探索に取り組んでいた。今回の参加者は148名を数え、初参加者は18名と、変わらぬW1人気を表していた。
濃霧と強風という気まぐれな天候で参加者の動向が心配されたが、午前10時を境に続々と参加者たちが会場入りし、瞬く間に駐輪スペースは埋まってしまった
受付開始は午前10時。入場ゲートで入場料を支払い愛車を駐輪場に止めた後、この受け付けカウンターで名簿を確認する。その後は自由行動だ
同ミーティングの代表、高橋さんが今回は欠席とあって、サブリーダーの安池氏がメガホン片手にミーティングを切り盛り。メリハリのあるトークが好評だった
ボルトや、各種スプリングにカバー類など、金属パーツのお店を開いていたのは浜松W1クラブの高田さん。食い入るように探索する客の表情は真剣そのもの
今回の初参加者は18名。遠距離組は盛岡市からの2名。この他、メグロでの参加者など、バーチカルツインに魅せられたファンは耐えることがない
U-CRANK(ユークランク)のオイル抜き工具が展示。ドライバーの先端にドレンボルトと同じサイズのネジを取付け、オイルタンクのドレンボルトを緩める工具だ
W1愛好会の出店ブースでは、「空冷効果は保証しません」とのただし書き付きで、懐かしいアルミ材洗濯バサミが5個セット250円で販売されていた
ゲートオープンの2時間も前から参加者の受け入れ準備にかかったミーティングスタッフ。今回は高橋会長が欠席とあって、スタッフも緊張気味
W1SAベースのカフェスタイルカスタムを発見。クラブマン製のアルミタンクを短くカットし、新たに叩き出して形を整えている。オイルキャッチタンクもワンオフ
T.RカンパニーのW3。キックペダルはヤマハのSR用で、ブレーキのロッドはキックペダルの逃げ加工がほどこされたスペシャルもの。メーター類もSR用
奈良県からサイドカーで参加の夫婦。道中雨に見舞われたり、燃料タンクのドレンボルトが外れたりするなど、大変な目にあいながらも到着。早々に修理して元気に帰路に着いた
メグロに乗る息子と、W1Sに乗る父親と茨城県から参加の親子。父親の影響でメグロに乗り始めたという息子。ちなみに父親は今回がW1ミーティング初参加だ