乗る機会が少なくなってきたというZ乗りの嘆きに、乗る口実を作ろうということで始まった同ミーティングの1周年記念ミーティングが開催された。
乗られない人のために乗る口実を作る
“毎月第2、第3日曜日に開催。しかし雨天の場合延期はなく中止となる”“代表者の挨拶やジャンケン大会は行なわない”“10時から12時までの2時間をZ談議にしよう”という趣旨のもと開催されている壇ノ浦Zミーティング。日ごろバイクに乗っていない人に乗る口実を作ることを目的としている。毎月開催されてきた同ミーティングが晴れて1周年記念を迎えた。今回は3連休とあって35台が参加し、近状報告やカスタムの情報交換に付いて語り合い楽しい時を過ごし、正午過ぎに解散となった。
ミーティングの会場となっている中国自動車道・壇之浦PAに集まった参加者たち。9月の中旬とはいえ残暑がきびしく、関門橋の下の日陰に避難する形で陣を張る
北九州と下関を結ぶ関門橋。Z2の販売を開始した73年に開通しており、当時は東洋一の吊り橋として話題を呼んだ。Z乗りとしても格別の思いがある
このミーティングの主催者が西山圭二さん。トレードマークのシンプソンのヘルメットと愛車Z750FOUR。カスタムやレストアもプロ並みとか
福岡県の筑豊区から参加。いずれも根っからのカワサキ党で、日ごろから存分にカワサキを楽しんでいるそうだ。この後八幡の激安ラーメン店へ直行した
北九州からZ900RSで参加した2人。手嶋さん(左)のZ900RSは19年式で、右の勝見さんのRSは18年式。手嶋さんはZ900RSのスタイルに惹かれて購入
福岡市から参加の三木さんとエストレヤ。以前はビラーゴ250に乗っていたが、峠道でのコーナーリングがきびしくて、エストレヤに乗り替えたそうだ
Z550で参加の和泉さん。2年前にガレージレフティでエンジンのオーバーホールとフレームのペイントをほどこす。ビキニカウルとロングテールが特徴
山口県の宇部市から参加の小野さん。愛車GPz750Fは83年に新車で購入し、35年間大切に乗り続けている。足まわりを中心にカスタムをほどこしている
北九州から参加の黒瀬さん夫婦と、ZRX1100-Ⅱ。バイクの整備や修理に精通しており、友人から不動車でゆずり受けたZRX1100-Ⅱを見事に復活させた
地元山口県の岩国市から参加の田中さん夫婦。ご主人はZ2、奥さまはゼファー750だが、カラーリングを同じにして仲のいいところをしっかりアピール
北九州の“KIYOTA BASE”のみなさん。友人4人でガレージを借り、時間があればガレージに集まり修理やカスタムを行なっているほか、バイク談議で夜ふかしすることもあるという
ガレージレフティツーリングのスタッフとして活躍していたみなさん。写真のバイクは埋金さん(左から2番目)のZRX1200R。カーボンの外装、キャブレター仕様など、カスタム好きだ