スタイルを継承しつつ使い勝手は大幅アップ!
SB6XRの特徴をピックアップ!
- スマートフォンとの接続を保ったまま、他社製インカムとの通話が可能
- 大出力D級アンプと高磁力ネオジムマグネットを採用した高音質を追求したスピーカー
- 付属のマイクでスマートフォンのハンズフリー通話着信に対応
- グループ通話をしながら、接続しているスマートフォンやナビなどの音声をインカム通話と同時にグループ全員で共有することが可能
- 目で見て操作できるようになるスマートフォンアプリ“B+COM U Mobile APP”に対応
今や必需品とまではいわないまでも、かなりの普及率になっているBluetoothインカム。その市場においてシェア率が高いのがサインハウスのB+COMだ。そのトップモデルがリニューアルし、ネーミングも“R”が加わったSB6XR(ビーコム エスビーシックスエックスアール)となってこの春に発売となった。ラクにペアリングができるカンタン接続、ノイズの低減を突き詰めたクリアな音質、SB6XやONEであれば最大6人まで通話が可能な6人通話、距離が離れて接続が切れても近付けば操作することなく接続される自動復帰といったB+COMならではの独自システム“B+LINK”を採用する。そのためB+COMユーザーとの相性がいいことは変わらない。スタイリングもパッと見た感じSB6Xとさほど変わった印象はない。
だからこそ気になる変わったところ。実際に使用して一番に挙げたいのはボタン類の形状などが変わって、操作が格段にしやすくなっていることだ。ユーザーの声を反映した作り込みで、とくに冬用の厚手グローブ装着時には、高くなった操作性の恩恵を感じるはずだ。スタイリングの変化でもう一点ピックアップすべきは、ボディが薄くなっていること。ヘルメットに装着した時、よりススマートになった感がある。
スペック的なところでは、使用時間が大幅に伸びたことがユーザーにとってはうれしいポイントだ。本体ケースを根本的に見直してバッテリー容量自体を向上させたり、電気回路設計を最適化し、効率のいいパワーマネジメントを組み込んだことで、バッテリー消費効率がアップした結果である。メーカー発表値では、SB6Xのインカム通話使用時間が16時間だったのに対し、SB6XRは22時間と6時間も伸びているのだ。
実物を手にするまでは“マイナーチェンジなんだ”という印象だったけれど、手にとって細部まで確認してみると、フルモデルチェンジといってもおかしくないくらい使い勝手がアップしていることがわかった。
これから新たにBluetoothインカムの購入を考えている人も、買い替えを考えている人も(とくに古いB+COM製品使用者)、要注目の1台なのは間違いない。
スペック
製品名 | B+COM SB6XR |
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本体サイズ | W107 × H45.7 × D23.6 (mm) ※アンテナ部除く |
スピーカーサイズ | 外径φ40 × D10.7(mm) |
本体重量 | 53g |
防水性能 | IP67 相当 |
Bluetooth Ver. | Bluetooth5.0 |
出力レンジ | Class1 / Class2 |
バッテリー | Li-Po 3.7V 1000mA |
連続使用時間 | 最大約22時間(インカム通話)、最大約24時間(携帯通話、音楽再生の単体稼働時) |
充電時間 | 約3時間(DC5.0V USB Type-C 端子) |
端子 | USB Type-C(充電、スピーカー)microUSB(マイク入力) |
価格(税込) | シングルUNIT:4万4,000円 ペアUNIT:8万5,800円 |