2021スーパーバイク世界選手権 第9戦カタルーニャ大会 カワサキレーシングチーム

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ヨシムラ

2021年スーパーバイク世界選手権の第9戦カタルーニャ大会に挑んだカワサキレーシングチームは、18日(土)に開催されたレース1でジョナサン・レイ選手が4位、アレックス・ロウズ選手が6位に入賞。19日(日)のスーパーポールレースはレイ選手が優勝、ロウズ選手は4位となった。続くレース2ではレイ選手が6位に入るが、ロウズ選手は他ライダーとの接触で転倒してリタイア。手と手首を痛めて病院に運ばれる事態という結果となってしまった。

レース1は全ライダーが前後にウェットタイヤを装着した状態でスタートし、2番グリットからスタートしたレイ選手が1周目を終えた段階でトップに躍り出た。しかしウェットコンディションでリヤのトラクションを失ったことで12周目にはトプラック・ラズガトリオグル選手に、13周目にはアクセル・バッサーニ選手にもパスされてしまう。しかし、ラズガトリオグル選手はマシンにトラブルが発生したためレースを終えることができず、レイ選手は最後の数ラップで4位を獲得することができた。ロウズ選手は5番グリットからのスタートとなり、雨ではいつも速いことを自負して闘志を燃やしていたものの、コーナー進入時などでのリヤの滑りによってペースが上がらず、6位という結果を残している。

翌日は雨も上がり、ほぼ理想的なレースコンディションでスーパーポールレースがスタート。しかし、このレースは10周が予定されていたものの赤旗からのレース短縮となり、わずか5周のレースとなってしまった。そのなかでレイ選手はラズガトリオグル選手に0.211秒差をつけ、カワサキレーシングチームのホームグラウンドで優勝を飾ることができた。ロウズ選手も表彰台を目指していたが、最終的には4位となり、貴重なポイントを獲得している。

続くレース2はレース開始早々に赤旗が振られる事態となり、レースも20周ではなく19周と短縮。レイ選手はコーナー進入時に問題を抱かえ、スタート時のポジションを守ることができずに厳しい展開となってしまったが、経験を活かして6位でフィニッシュした。ロウズ選手は、19周目の再スタート時に他のライダーと絡んで転倒し、その後、スピンした自分のバイクにぶつかり、さらに他のライダーのマシンが自分の上に落ちてくるという不運に見舞われてしまう事態に。それを見た後続のライダーは回避行動を取ろうと乱れた展開になった。その後、ロウズ選手は地元の病院で痛めた手と手首の状態を詳しく調べてもらっている。

チャンピオンシップ争いは、レイ選手がレース1の結果で一度はトップの座を取り返したが、レース2の終了時点で再逆転。ただし現在首位のラズガトリオグル選手とレイ選手との差はわずか1ポイントだ。ロウズ選手は5位と9ポイント差でランキング6位につけている。

日曜日のレース終了後に両ライダーから出されたコメントは以下のとおり。

ジョナサン・レイ選手

2021スーパーバイク世界選手権 第9戦カタルーニャ大会 カワサキレーシングチーム ジョナサン・レイ選手

「スーパーポールレースでは、マシンのセットアップがとてもうまくいきました。トプラック選手との戦いはとても楽しかったし、5ラップのレースではリズムがとても速かったですね。誰がもっとも巧くセットアップしたかよりも、誰がそれを望んだかが重要でした。全体的には、レース1、レース2ともにポテンシャルを最大限に発揮できず、難しい週末となりました。決勝では、スタート直後からブレーキングエリアでマシンを止めるのに苦労しました。金曜日には長い時間をかけてマシンのシミュレーションを行ない、フィーリングはよかったのですが、それでも14周目あたりからペースが落ちてしまいました。でも今日は、レース中盤のペースが最悪でした。すべてのコーナーで押し込まれてしまいました。バイクを自在に操ることができなかったですね。もっと競争力を高めることができたと思うので、本当にびっくりしたし、がっかりしました」

アレックス・ロウズ選手

2021スーパーバイク世界選手権 第9戦カタルーニャ大会 カワサキレーシングチーム アレックス・ロウズ選手

「レース2を欠場するということになってしまい、とても残念です。ウィークを通じてユーズドタイヤで頑張ってきたので、週末をしっかりと締めくくることができたと思っています。スーパーポールレースは好調だったので、最終ラップでバウティスタ選手に抜かれて表彰台を逃してしまったのは残念でした。フロントにSC1を履いてみましたが、このタイヤではブレーキに自信が持てなかったので、最終ラップで抜き返すことができませんでした。レース2では、スタートがうまくいかなかったですね。クラッチのタッチが思っていたのと違うところがあって、そのせいで集団から少し遅れてしまいました。その結果、顔に大きな衝撃を受け、右手と手首を挟んでしまったので、これからバルセロナの病院で検査を受けます。カタルーニャのファンの皆さんには心から感謝しています。今回はチームのホームレースなので、彼らのためにも表彰台に立ちたいと思っていました。不運が重なり、望んでいた週末にはなりませんでした」


次戦第10戦は来週末、9月24日~26日にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催される。

問い合わせカワサキモータースジャパンお客様相談室
電話番号0120-400819 ※月〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜17:00(祝日、当社休日を除く)
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