2022年スーパーバイク世界選手権第2戦_メイン

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ヨシムラ

2022年スーパーバイク世界選手権第2戦_01

4月23日・24日に開催された2022年FIMスーパーバイク世界選手権第2戦で、カワサキレーシングチーム(KRT)のジョナサン・レイ選手はレース1、スーパーポールレースで優勝し、個人通算115勝、カワサキのスーパーバイク世界選手権100勝を達成。単一メーカーによるレース勝利数100に到達した史上初のライダーとなった。

22日(金)に行なわれた予選では、KRTのジョナサン・レイ選手とアレックス・ロウズ選手はそれぞれ3位と4位を獲得し、手応えを感じる内容でフィニッシュ。

そして明けた23日(土)、午前中に行なわれたスーパーポールレース予選ではロウズ選手が2位、レイ選手が3位となりフロントロウを獲得した。

続いて開催されたレース1。序盤はスーパーポールレース予選の勝者、トプラック・ラズガトリオグル選手がリードしていたが、レイ選手はこれまでの経験と決意を活かしてライバルを抜き去り、トップに立つ。残り9周となったところで、ランキングトップのアルバロ・バウティスタ選手がA・ロカテリ選手を表彰台争いから退け、レイ選手とラズガトリオグル選手との先頭争いに加わった。

残り数周になると、ラズガトリオグル選手が再びレイ選手をパスしてトップに立ち、レイ選手とラズガトリオグル選手がトップを争ったが、ラズガトリオグル選手が後退してバウティスタ選手が2位に浮上すると、レイ選手が再びトップに立ちリードを広げた。最終ラップの最終シケインでバウティスタ選手はレイ選手に迫ったが、レイ選手がNinja ZX-10RRで防御的なラインを取ったためパスすることができず、レイ選手は0.103秒差で優勝。2022年シーズンの第2戦レース1はスリリングな展開を最後まで見せつつ幕を閉じた。

レイ選手はこれでアッセンでの通算優勝回数を16に伸ばし、そのうち11回をカワサキ車での優勝とした。

ロウズ選手はというと、レース1では不運に見舞われ、ジョナサンと対照的な結果に終わった。ロウズ選手は5位以内につけていたが、他のライダーのリヤタイヤから跳ね上げられた石がオイルクーラーに当たって破損してしまい、レース中盤でリタイアとなってしまったのだった。

24日(日)、10周で行なわれる予定だったスーパーポールレースは、スターティンググリッドで突然の赤旗が提示され、9周に短縮された。1台のマシンに技術的な問題が発生したため、レースを続行する前にチェックが必要となったのだ。

レイ選手はこれまでの経験を活かして4位から3位、2位と順位を上げ、最終ラップでバウティスタ選手をパスしてトップに立った。最終ラップでバウティスタ選手がコースオフしたため、トプラック・ラズガトリオグル選手が2位に浮上したが、そのまま振り切って優勝。単一メーカーでの100勝の壁を破った最初のライダーとなった。

一方のロウズ選手はスーパーポールレースで4位を獲得する見込みだったが、マシントラブルでその望みは絶たれた。

続いて開催されたレース2では、アッセンでの3連覇を目指すレイ選手が好調。しかし6周目の第1コーナーではらんでしまったことで2番手に後退し、さらにラズガトリオグル選手と接触して両者とも転倒してしまい、無ポイントに終わってしまった。ちなみにレース2はバウティスタ選手が優勝している。

ロウズ選手はレース2で4位と健闘し、アッセンでの2度の不運を乗り越え、強いペースと決意を示した。レース2ではカワサキ勢トップの成績を収め、今季最高の完走をはたしている。

総合ポイントランキングでは、レイ選手が2位となる91点、ロウズ選手が10位の28ポイントとなった。ポイントランキングトップはバウティスタ選手で109点、ラズガトリオグル選手は64点で3位となっている。

次戦、スーパーバイク選手権第3戦は5月20日から22日まで、ポルトガルのエストリルで開催される。

全日程を終えたKRTからのコメントは以下のとおりとなる。

ジョナサン・レイ選手

「レース2の転倒は、僕から見ると、スタートからフィニッシュまでのストレートでトプラック選手に並ばれてしまいました。彼は通常より15mほど遅れてブレーキをかけています。彼はスタート前に縁石にバイクを止め、スピードを犠牲にしてしまったので、僕の通常のエイペックス・レーシングラインがとても速かった。アッセンでは通常、誰かがインから来るので、外側にいるライダーが道をゆずります。1周目のターン1でもそうでした。そして、コースに戻ることができないことも理解しています。レーシングラインのなかで急に動くことはできませんからね。レース後半、T2への進入は自分のラインを守ることに徹しました。そのとき僕は前にいたんだけれど、彼が僕の腰を後ろから押してきたんです。残念なことに、このことが僕らの週末を台なしにしてしまいました。チームは素晴らしいマシンを用意してくれました。自分自身はもちろん、トプラック選手やファンのためにも悔しい思いをしているよ。いいレースを奪われたのだから」

「スーパーポールレースでカワサキの100勝を達成したことを喜ばなければならないですね。僕らにとっては最高の朝でした。ベストな形でフィニッシュすることはできなかったですが、我々のパッケージはとてもうまく機能しているので、自信を持っていいと思います」

アレックス・ロウズ選手

「最終戦で4位を獲得できたことは自分でも満足していますが、それ以上に自分のペースがよかったですね。あの位置にはいられないはずでした。ジョナサンとトプラック選手がリタイアしたときは、彼らのことは残念でしたが表彰台に上れるはずだったのですが、レース2は期待したほどフィーリングがよくありませんでした。でも考えてみれば、4列目からスタートして4位でフィニッシュできたことは悪くないですね。レディング選手とバッサーニ選手がバトルしていたとき、僕は何度かタイヤを温存して最後に速く走ろうとしていましたが、リヤが予想以上にスピンしていたんです。ウィークエンドとしてはまずまずの結果ですが、結果以上に自分の力を発揮できたと思っています」

問い合わせカワサキモータースジャパンお客様相談室
電話番号0120-400819 ※月〜金曜 9:00〜12:00、13:00〜17:00(祝日、当社休日を除く)
URLhttps://www.kawasaki-motors.com/mc/



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