ELIMINATOR／SEインプレッション

国内をメイン市場としたニューモデル、エリミネーター／SE。モデル名こそ80年代のエリミネーターを採用しているが、走行性は現行スポーツモデルのスポーティさを存分に備えていた。

ロー＆ロングと、400㏄クラスにしてはボリュームあるスタイルを持つエリミネーター／SE。一見、クルーザーにも似たスタイルだが、走行性能は全く別モノといえる。ニンジャ400をベースとしたエンジンは、低回転域はトルクフルで高回転はシャープに吹きあがる操作感とスポーティさを存分に備えた特性を持つ。車体はフロント18インチ／リヤ16インチのホイールサイズといった、一般的なクルーザーとロードスポーツモデルの中間的なサイズに当たる設計となっている。このエンジンと車体の組み合わせにより、いかなる走行性能を体感できるのか。FIMフラットトラック世界選手権に参戦する大森雅俊選手がインプレッションする。大森選手は、エリミネーター／SEの走行性能に関して、優等生の中にも個性を垣間見ることができ、カワサキ特有のバランスの良さも感じられると評価する。そのエリミネーター／SEに対する大森選手のインプレッションを動画で紹介しよう。