ヨシムラ
ミドルクラスの新生フルカウルスポーツ、ニンジャ400Rの走りを体感
今年、夏に発売開始が予定されているニンジャ400R。久々のフルカウルミドルスポーツモデルとして注目を集めているモデルだ。発表されたばかりということもあり、画像のみでの公開だったが、この度、早くも試乗する機会に恵まれ、早速その走りを体感してきた。
試乗したのは、ZX-10Rで全日本ロードレースや鈴鹿8耐に参戦しているトリック☆スター・レーシングのオーナー、鶴田竜二氏。あいにく小雨がぱらつく天気だったが、走りの素性はシッカリと体感することができた。鶴田氏は開口一番、車体の質の高さを一番に挙げた。
カワサキは、トラスフレームと車体右側にオフセットされたリヤショック、そしてパラレルツインとダウンマフラーといったパッケージングは、すでにER-6n/fで経験済み。そのパッケージングを400ccクラスに合わせ、うまく応用しただけに、400ccのワンクラス上の質感が得られると語っている。それでいて、過剰剛性でもなく、エンジンと車体がうまくバランスされていると強く主張した。
また大型免許制度が施行されてからというもの、400ccクラスというと、ビッグバイクの陰に隠れてしまうようなクラスにとらえられがちだが、それは単に免許制度の話。ビッグバイクを乗りこなしたいなら、このクラスからシッカリとステップアップしていくことが大事と鶴田氏は主張する。「今度は天気の条件がいいときに、ニンジャ400Rを想い存分に楽しみたいですね」。最後にそうコメントを鶴田氏だった。
主なスペック一覧
| 全長×全幅×全高 | 2,100×760×1,200(mm) |
|---|---|
| 軸間距離 | 1,410mm |
| シート高 | 790mm |
| 車両重量 | 203kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC並列2気筒・399cc |
| ボア×ストローク | 68.4×54.3(mm) |
| 最高出力 | 32kW(44ps)/9,500rpm |
| 最大トルク | 37N・m(3.8kgf-m)/7,500rpm |
| 燃料タンク容量 | 15ℓ |
| タイヤサイズ | (F)120/70-17 (R)160/60-17 |
| 価格 | 64万9,000円(税込) |





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