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ヨシムラ

6月5日の福岡開催以来、ちょうど3ヶ月ぶりとなるカワサキU29ミーティングが、栃木県にある道の駅うつのみや ろまんちっく村において開催された。今年3回目となるカワサキU29ミーティングだ。

ミーティング開始直前の天気は、あいにくの曇天。前日までの天気予報どおりの空模様で、今回は来場者数の伸びにいくらかの不安をはらみながらの催行となった。しかし、そんな不安を少しずつ取り除くかのように、ミーティング開始時刻の1時間ほど前から次第にバイクが会場に集まり始める。そして開始時刻である10時前後には、ソロでの参加の人、友人と連れ立って来る人、女性ライダー、カップル、家族連れなど、29歳以下の若いさまざまなカワサキファンが次から次へと集結した。ミーティングが始まって1時間が経ったころには、駐輪スペースは多くのカワサキ車で賑わいだ。さすがに晴れの日のミーティング時ほどの集まり具合ではなかったが、それでも、この日の天気のことを考えると、来場者数は多かったと言っていいだろう。

ミーティング中は、愛車自慢大会や最年少来場者表彰、レギュラーゲストであるチームグリーンの渡辺一樹選手によるトークショー、Z125プロを使っての遅乗り世界選手権、ジャンケン大会など、同ミーティング恒例のお楽しみコンテンツが実施された。

今回、来場者の関心をとくに集めていたのは、何といっても渡辺一樹選手によるトークショーだった。話題はもちろん、7月末に行なわれた鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下、8耐)についてだ。レース中および2位を獲得した時の心境や、8耐の魅力、難しさ、そして、レース時の裏話なども繰り広げられ、ステージ前に集まった人たちの多くが、大変興味深そうな面持ちでトークを聞いていた。

また、今年より始まった遅乗り世界選手権(10mの距離をいかに時間をかけて通過できるかを競うもの)も大いに盛り上がった。今回もウデに自信のある来場者が多数参加。遅乗りタイムの記録も更新される(新記録:23秒18)など、ハイレベルな戦いが展開された。参加者も観ている人も夢中になって楽しんでいた様子だった。

途中何度か通り雨に見舞われながらも、終始活気の絶えなかった今回のミーティング。どんよりとした空模様とは対照的に、来場者の晴れやかなスマイルは少しもくもることがなかった。
若々しい雰囲気と活気に満ちたカワサキU29ミーティング。10・20代のカワサキ乗りたちは、次回ぜひ参加してみよう。楽しい時間を過ごせること請け合いだ。

開催日9月4日(日)
開催場所道の駅うつのみや ろまんちっく村 第3駐車場(栃木県宇都宮市新里町丙254)
URLhttp://www.romanticmura.com/



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